『アナル・バロック』クレジット
題名
アナル・バロック
著者
秋田昌美
著者紹介
一九五六年、東京生まれ。玉川大学文学部芸術学科卒。少年時代、ザッパとシュルレアリズムに感銘、ビザールなものに魅せられる。ノイズ、サブカルチャーなどをモチーフにマニアックな文筆活動を続ける。
著書に、『フェティッシュ・ファッション』『ノイズ・ウォー』『性の猟奇モダン』(ともに青弓社)、『スカム・カルチャー』『裸体の帝国』(ともに水声社)、『日本緊縛写真史』(自由国民社)などがある。また、ノイズ・ユニットMERZBOWで世界的に活動している。
奥付より引用
表紙図案
ABTECHTONIX
発行者
矢野恵二
発行所
株式会社青弓社
ページ数
185ページ
初版
1997年4月30日
定価
2200円(本体価格)
『アナル・バロック』出版社解説
清らかで染み一つない球状の大地──お尻。その谷底に隠された秘穴と体内からの黄金に輝く贈り物・糞便がおりなす性愛宇宙。スパンキング、灌腸、美尻比べ……羞恥と快楽、性と排泄の中間に位置する淡いエロジェニック・ゾーンをのぞく。
青弓社公式サイト
『アナル・バロック』目次
1.アナル・バロック
- 糞便黄金論
- スカトロ・アートの系譜
- ウィーン糞尿アート紀行
- 美尻伝説
- スパンキングの歴史
- エネマの歴史
- 猥雑なる食の快感
2.糞の見える風景
- 日本肛門美の追及──徳川の性典から
- 金城朝永の糞尿民俗学
- SM、窃視、乱歩の時代
- ヨニの民俗
初出一覧