『真言立川流の真実』データベース

『真言立川流の真実』クレジット

『真言立川流の真実』表紙

題名
真言立川流の真実

著者
藤巻一保

著者のプロフィール

一九五二年、北海道生まれ。中央大学文学部卒。作家・宗教歴史研究家。主な著書に『我輩は天皇なり 熊沢天皇事件』(学研新書)『魔王と呼ばれた男 北一輝』(柏書房)、『天皇の秘教』『性愛の仏教史』『日本秘教全書』(以上、学研パブリッシング)、『役小角読本』『アマテラス』(原書房)など多数。現在は日本陸海軍軍人の精神深部に根を下ろしていたオカルト的超国家主義・皇道主義の掘り起こしを精力的に続けている。

装丁・本文デザイン
奈良有望

カバーイラスト
八頭こほり

発行者
江澤隆志

発行所
株式会社洋泉社

ページ数
325ページ

初版
2016年4月25日

原著
1999年3月刊行

定価
1500円(本体価格)

『真言立川流の真実』出版社解説

中世最大の“闇のカルト“にして、セックスによる即身成仏を説き、弾圧された、邪教の真実!
秘神がみちびく性愛の密儀とオルガスムによる成仏の奥義が、秘められた中世の深い闇をこじあける!
「真言立川流」秘儀の決定版!!

表紙側帯より引用

かつてこの日本には、
その絶大なる霊力ゆえ畏れられ、
完膚なきまでに弾圧された、
深秘の“性魔術“があった──。
「邪教」とも「異端密教」とも、
「鬼神の教え」とも揶揄され、
忌み嫌われた異形の教えは、
それゆえに幾重にも封印され、
歴史から抹殺された──。
それから数百年後の歳月を経た今、
禁断の密教呪法が、ここによみがえる──!

表紙側折り返しより引用

『真言立川流の真実』目次

初夜 髑髏本尊

  • 狐と髑髏の縁
  • 巫女の霊力の源泉──獣の髑髏
  • 立川流の本質
  • 人肉を食らい、血を貪り飲む外道
  • 立川流髑髏本尊
  • 髑髏本尊の作り方
  • 日本の土着信仰の核──狐

二夜 吒枳尼天

  • 地下水脈でつながる「伊勢神宮」「稲荷社」
  • 墓場に棲む女神
  • 中世の稲荷一家は、なぜ“女系家族“なのか
  • 利訶帝母と夜叉族
  • 皇祖神の天照大神は狐と親戚
  • 多重人格と稲荷神

三夜 如意宝珠

  • 藤原頼通と後三条天皇の“呪詛合戦“
  • すさまじい霊力をもった呪物──如意宝珠
  • 天草四郎から田沼意次に渡った如意宝珠
  • 強烈な現世利益の力
  • 三種の神器の秘説
  • 狐の尾の霊威

四夜 仏舎利

  • 如意宝珠の本位
  • 増減する仏舎利
  • 虚空から出現する舎利
  • 頻発した舎利盗難事件
  • 白河院と舎利信仰
  • 狐の一大ムーブメント
  • 舎利と化した倭姫

五夜 真言立川流

  • 立川流開祖・仁覚
  • 伊豆への配流後、投岩自殺を遂げた仁覚
  • “蓮“に隠されたキーワード
  • 立川流の血脈
  • 受胎と出生の秘説
  • 仏として出胎
  • 性交という大仏事
  • 歓喜の女神・吒枳尼天

六夜 後醍醐天皇と文観

  • 文観登場の道筋
  • 二種類の即位灌頂
  • 金輪聖王の御願
  • 舎利=霊力の独占
  • 幕府調伏の祈祷
  • 女神アマテラスとの和合
  • 新たな神話の創造
  • 弾劾された文観
  • 野干・吒枳尼の秘められた顔
  • 天皇に献じられた立川流
  • 空海の再生としての後醍醐天皇
  • 女神の阿闍梨

七夜 日と月と星と

  • 吒枳尼天信仰の広がり
  • 抹消された吒枳尼の総本山
  • 吒枳尼天法の力
  • 白狐と狐憑き
  • 原初の母神

あとがき