当サイト別記事「乳首は子宮と前立腺につながっている」で、男性には前立腺小室という子宮に相当する器官があることを述べた。
女性の子宮に相当する男性の器官が前立腺小室であるなら、男性の前立腺に相当する女性の器官が存在することが分かっている。スキーン腺という部位である。またの名をズバリ「女性前立腺」と言う。
このスキーン腺、スロバキア共和国コメニウス大学医学部教授のミラン・ザビアチッチ博士が17年に渡る研究の末にその機能を究明した器官で、Gスポットや女性射精=俗に言う「潮吹き」に関係する器官であるという。
スキーン腺は、細胞と組織の構造と機能が、男性の前立腺に類似していることが分かっています。(中略)Gスポットやオーガスムがあるという女性は、射精を経験する傾向が高いことから、Gスポットとスキーン腺は身体的なつながりがあると考えられています
前立腺を「男性のGスポット」に例えることがあるが、スキーン腺の研究成果を知ると、なるほど、前立腺もスキーン腺と同様にGスポットに関する器官であるのかと納得する。
前立腺が男性の子宮であり、その男性の子宮であるところの前立腺が、今度は女性のGスポットや潮吹きに関わるスキーン腺であるという。
しかも、Gスポットという観点からすると、男性にドライオーガズムが発生し、女性にウェットオーガズムが発生するという具合に、一般的なドライとウェットの男女関係が逆転しているではないか!
子宮は女性に特有の器官、前立腺は男性に特有の器官とされているが、男性にも子宮があり、女性にも前立腺がある。結局のところ、男も女も性差はあっても具有するものは同じなのだ。


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