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アネロス社に於けるプロガスムの位置付け
一般的に、アネロス社のプロガスムと言えば、非電動アネロスの中でも最大の径を持つため、上級者用のアネロス製品と見なされている。
初心者アナラーがMGXやヒリックスあたりから始めて、最後の最後にたどり着く器種がプロガスムである、そんなイメージとなっているのではないだろうか?
即ち、プロガズムは、ケツイキやメスイキなど、前立腺ドライオーガズムなら思いのままと言ったアナニー=アナルオナニーの達人だけが使いこなすことができる代物で、初心者が安易に手を出してはいけない特別な器種であると。
だが、実際にはそんなことはないのだ。アネロス社公式ホームページ「プロガスムクラッシック」商品解説ページでは、プロガスムを初心者が2番目に使うべき器種として設定している。引用してみよう。
ライトユーザーが次の段階に進むために考えられた「プロガスムクラシック」。(中略)はじめてドライオーガズムに達する男性は数知れず…。こうした特性から「プロガスムシリーズ」は、ドライを極めたい初級者層のネクストアイテムとして支持されています。
アネロス社公式ホームページ
引用文中の「ネクストアイテム」を「セカンドアイテム=2番目に使うべき器種」と言い換えれば理解しやすいだろう。
プロガスムは、上級者や達人だけが使いこなすことの出来る最後の最後に使うべき器種などでは決してない。むしろ、アネロス社はプロガスムを「初級者層のネクストアイテム」と設定しているのだ。
初心者が2番目に使うべき器種、これがアネロス社に於けるプロガスムの位置付けとなる。この事実を知って、プロガスムに対するイメージが覆った者もいるのでないだろうか?
プロガスムがセカンドアネロスである理由
プロガスムがセカンドアネロスであることはご理解いただけたと思うが、それではなぜセカンドなのであろうか?ファーストではダメなのであろうか?
実はファーストでも構わない。構わないのではあるが問題がひとつある。非電動アネロスの中でも、プロガスムは最大のサイズとなるが故に、挿入できないという問題が起こり得るのだ。
そのため、アナル超初心者は、先ずMGXやヒリックスなどで、肛門にアネロス製品を挿入すること自体に慣れることが必要となる。
アネロスは頭部の一番太いところが入れば、後は自然に全体が吸い込まれるように設計されている。そのコツや感覚をファーストでつかむのだ。
だが、ファーストアネロスを使う理由は、ただ単に肛門を拡張し挿入のコツをつかむということだけではない。実際のアネロス製品を使って、前立腺の開発、PC筋の動かし方、アネロスの実践的な操作法に馴染むことにある。
即ち、MGXやヒリックスでドライオーガズムに必要な肉体的な素地や身体機能を形成するということである。ドライ仕様の肛門、ドライ仕様のPC筋、ドライ仕様の前立腺を作り上げるのだ。
もちろん、ファーストアネロスでドライオーガズムを達成できた場合、必ずしもセカンドアネロスにプロガスムを選択する必要はない。下掲するツイートなど、各種サイトを参考にしながら、自分がこれだと思った方向性の器種を選べばよい。
アネロスの公式トライデント比較表 pic.twitter.com/PRoxF9MrgF
— マル秘堂 (@maruhido) August 25, 2018
だが、大半のアナラーはファーストアネロスでドライオーガズムを達成することはない。サイトや書籍に書いてある通りにやっているつもりでも上手く行かない。ドライ難民の誕生である。
ここで再びアネロス社公式ホームページ「プロガスムクラッシック」商品解説ページを引用してみよう。引用文はプロガスムシリーズ「クラッシック」「ブラックアイス」「アイス」全3器種の商品解説ページに掲載されている共通した文言である。
ドライオーガズムが達成しやすく、未経験者にとっての救世主に。
アネロス社公式ホームページ
「未経験者」の中には、当然のことながらドライオーガズム難民も含まれる。アネロス社公式HPにはその未経験者の救世主がプロガスムだと明記されているのだ。
当記事の内容に引き寄せて言えば、ファーストアネロスではドライオーガズムを経験できなかったドライ難民の救世主となるセカンドアネロスがプロガスムということになる。
救世主を救世主たらしめるためにも、ファーストでドライ仕様の肉体的な素地と身体機能を作っておく。基礎を構築しておけば、プロガスムが救世主となる可能性は飛躍的に向上することは言うまでもない。
プロガスムの使い方
プロガスムは強制アネロスと言われている。
即ち、その太さからPC筋を使って器具を操作する余裕すらなく、器具の方が勝手に前立腺を刺激して強制的にドライオーガズムを発生させるのだ。
ここで、アネロス使いの権威=アネドラ氏のブログを引用してみよう。
以前「アネロスプロガスムで強制的にイカされる経験」っていう話をしたら、みなさんに凄く興味を持ってもらえました。
アナルでイッて敏感になった性感帯にプロガスム勝手に当たってきて、ずっとドライオーガズムに持っていかれるみたいな楽しいアナニーの話でした。
アネロスプロガスムは亀頭を思わせるヘッドだったり、中央部のふくらみが勝手に前立腺などの性感帯に当たってくれます。
なのでプロガスムを抜くまで勝手に性感帯を刺激されるようなイメージで楽しむことができます。
ブログ『アネドラ』
プロガスムの使い方は基本的には挿入するだけとなる。挿入さえしてしまえば、後はプロガスムが強制的に全部やってくれるのだ。挿入したら来るのを待つ!ただそれだけである。
但し、この強制力を引き出すためには、ファーストアネロスで肛門を始めとする前立腺ドライオーガズムに適した身体を作っておくことが重要となる。
基礎や土台なしでファーストアネロスとしてプロガスムを使用しても、同じ効果が得られるかは運次第となる。挿入一発目で強制力が発揮されることはないと断言することも出来ないし、あるとも言い切れない。
プロガスムを使うタイミング
それではどのタイミングで、ファーストからプロガスムに切り替えればいいのかということが問題になるだろう。
それは、前立腺の開発具合による。
ファーストを挿入した時に器具がドライのツボあるいは気持ちいいところをヒットしていることが感じられれば前立腺がドライ仕様に開発されている証拠となる。
ドライ難民の多くはそこから先のあと一歩が進めない状態であることが多々ある。その「あと一歩」にプロガスムの強制力を利用するのだ。「開発」の段階から「覚醒」の段階へとフェイズシフトするのである。
即ち、切り替える判断基準は、ファーストを挿入した時に器具がドライのツボあるいは気持ちいいところをヒットしていると感じられるようになった時、このタイミングでファーストからプロガズムに切り替える。
MGXやヒリックスでもドライオーガズムを達成する
1本目のファーストアネロスは練習用、2本目のプロガスムは本番用という位置付けになる。前述したように、プロガスムはメーカーが元々セカンド用として開発した「ネクストアイテム」であるから、理屈の上でも、ファーストが必要になるのだ。
但し、プロガスムで一度ドライオーガズムを達成できれば、次からは他の器種でもドライの成功率は飛躍的に向上する。即ち、ファーストでもドライの成功率が飛躍的に向上するというものだ。
だから、MGXやヒリックスなどのファーストアネロスも無駄にはならない。ファーストで成功したら、サード、フォースと味わいや方向性の違う前立腺マッサージ器具を試すことも可能となる。
ファーストアネロスでドライオーガズムに成功しないと、ほとんどの者は挫折してそのまま辞めてしまう。だが、辞める前にドライ難民は救世主プロガスムを試してみてはいかがだろうか?
◯アネロスプロガスム
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