男女兼用変形ディルド=セルフスティック
今回の大人のおもちゃドットコム「ドライオーガズムの名作」は、2019年4月19日、エーワンより発売されたセルフスティックである。実践的セクソロジスト青山夏樹氏によって監修されたセーフブルーシリーズのひとつで、男女兼用の変形ディルド。

一般的にディルドを使用する時はディルドを手で持ち、手に持ったディルドをバギナやアナルに挿入して楽しむ。だが、手に持ったままディルドを使い続けていると腕が疲れてくるものだ。
なぜ腕が疲れるかと言えば、腕を真っ直ぐに伸ばしたままの体勢で手首を返しながら局部を刺激しなければならないからである。
だが、このセルフスティックは、上掲の画像をご覧になれば分かる通り、アルファベットの「J」のような形になっており、無理な体勢を取らなくても済むような形状となっている。
腕を真っ直ぐに伸ばし続ける必要もなければ手首を返す必要もなく、前後左右手前奥と自由自在に「穴」の中をまさぐることが出来るのだ。
だが、当商品の可能性は「腕が疲れない」ということだけではない。
前立腺を刺激できるアイテム
セルフスティックが発売された直後に発表された青山氏へのインタビュー記事を読むと、この商品が前立腺を刺激するために開発されたアイテムであることが分かる。
――今回のインタビューでは編集部が気になるアイテムをピックアップし、前後編でお話を聞きたいと思っています。そこで、まずは『セルフスティック』というアイテムについてお聞きしたいのですが、これもまた体のことを考えて開発されたのでしょうか。
〜MEN’S CYZO〜
青山:そのアイテムを選ぶとは、お目が高い(笑)。もしかしてアナル開発に興味があるんですか。
――いや、まあ、その…。アナルをイジられるのは前々から好きで…。ちょっと使ってみたいなと思いまして(笑)。
青山:ぜひ使ってください(笑)。ご指摘のとおり、アナルを極力傷つけないで前立腺を刺激できるアイテムになっています。
セルフスティックについてインタビューを開始すると、記者が男性なのであろうか、青山氏が「アナル開発に興味があるんですか」と聞き返し「前立腺を刺激できるアイテムになっています」と続ける辺りに当商品の制作意図が読み取られる。この記事を読む限りに於いては、セルフスティックは「前立腺を刺激できるアイテム」として制作されたアダルトグッズということになろう。
ドライのツボ
前立腺はマッサージするだけでも気持ちいいものであるが、ドライオーガズムを達成するためにはただマッサージするだけではコト足りないことがある。
実は前立腺には米粒大のスイートスポットがあり、そこを刺激すると途端にドライオーガズムが発生することがあるのだ。言わば、「ドライのツボ」のようなものである。
当サイト別記事「乳首は子宮と前立腺につながっている」で述べた「前立腺小室」という前立腺の内部に存在する子宮の痕跡と言われる部位ではないかとされている。
アネロス型の前立腺マッサージ器具では前立腺に当たる位置がある程度固定されてしまう。ドライのツボをヒットしていない場合、スイートスポットを外したまま前立腺を刺激する形となるので、いつまでたってもドライオーガズムを達成できないことがある。
だが、セルフスティックはアネロスのような固定式の前立腺マッサージ器具とは違い、前後左右手前奥と自由に動かすことが可能である。ここにセルフスティックの「可能性」が見出だされる。
固定式の器具に任せてドライの発生をただ待つのではなく、当アイテムでドライのツボを積極的に探索し、探り当てたそのドライのツボをピンポイントで刺激できるのだ。
また、当サイト別記事「ネクサスレボの裏技的な使い方」で述べた、ネクサスレボで自動的にドライのツボを探すやり方もある。セルフスティックで手動でドライのツボを探すやり方とネクサスレボで自動でドライのツボを探すやり方を併用すれば、ドライのツボをジャストの位置にまで精度高く追い詰めて行く可能性が向上する。
不思議な現象ではあるが、ネクサスレボを一定時間スイング機能で稼働させて亀頭を触れば、本体ヘッド部分が自動的にドライのツボにまで動いてくれる
ネクサスレボの裏技的な使い方
セルフスティックは、アナルに指さえ挿入したことのない全くの初心者にも使用可能なアイテムなのであろうが、ある程度アナル経験はあるがドライオーガズムには達していないドライ未経験者にとって「可能性」を感じさせるアイテムと言えるだろう。
前立腺を刺激できるアイテムは基本的に女性のGスポットを刺激することも出来るので、セルフスティックは女性のGスポットに存在するスイートスポット=ツボの探索および開発にも使用可能である。
前立腺やGスポットに於ける自分のスイートスポットがどこに存在するのか分からない者にとって、セルフスティックは自分のスイートスポットを発見することに役立つに違いない。
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