今回の記事は、謎の器具と言われるアネロスペリダイスの基本的な使い方について述べてみたい。姉妹品のアネロステンポも「基本的な使い方」はペリダイスと同じなので、実質的には両器具の「基本的な使い方」に関する記事となる。
尚、当記事では、ペリダイスの構成を上から「頭部」→「第一のクビレ」→「第一のコブ」→「直線部分」→「第二のコブ」→「第二のクビレ」→「エンド部分」とする。
目次
ペリダイスの特徴と基礎知識
先ずは、ペリダイスの特徴をアネロスジャパン公式サイトから一部を引用しよう。
アネロス前立腺マッサージ器は前立腺の老廃物を絞り出すように開発されましたが、ユニセックスのペリダイスは、Hemorrhoid(痔)の治療器として開発され、アナルの刺激のみで蠕動運動を誘発することに特化したモデルであるため、前立腺マッサージ器と動かし方が異なります。ペリダイスとテンポは頭部が肛門の入口を通過し、第一のコブがまだ肛門に入っていない状態で留めるように挿入します。その後PC筋と肛門括約筋の収縮によって本体を動かし、アナルの刺激だけで蠕動運動が誘発され、ドライオーガズムが得られます。
アナルを刺激するユニセックスモデル
上記の引用を要約する。
- アナル=肛門の刺激のみで蠕動運動を誘発することに特化したモデル
- 前立腺マッサージ器具とは動かし方が異なる
- 頭部と第一のコブの間にある第一のクビレ部分まで挿入する
- PC筋と肛門括約筋を締めて本体を動かす
- アナル=肛門の刺激だけでドライオーガズムが得られる
前立腺マッサージ器具は直腸および直腸に隣接する前立腺や精嚢などの器官を物理的に刺激するものであるが、ペリダイスに関しては、物理的に刺激する部位は肛門のみである。
簡単に言ってしまえば、ペリダイスは、ヒリックスやユーホーやMGXなどの前立腺マッサージ器具とは全く違う原理の「別物」と認識することが大切である。
他サイトを閲覧すると、ペリダイスを直線部分まで挿入して、頭部で直腸壁を刺激するとする文脈のものが散見される。
このような使い方は、前立腺ドライオーガズムの時と同様、直腸を頭部によって物理的に刺激するものだという先入観や固定観念から来るものと推測される。
ユーホー(=前立腺マッサージ器具)で女性型ドライオーガズムを誘発できるように、ペリダイスを深く挿入し、頭部で直腸を物理的に刺激することによって女性型ドライオーガズムを誘発しようという意図があるのだろう。
実際にそれでドライオーガズムを誘発できるのであるから、個人的な成功譚としては決して間違ったものとは言えない。そもそも、誰が何をどう使おうが自由である。
だが、当記事で扱うテーマは「基本的な使い方」であり、その「基本的な使い方」という観点からすると、ペリダイスを前立腺マッサージ器具と同じように使う使い方を良しとすることは出来ない。
確かにアネロスジャパン公式サイトのペリダイス商品解説ページには「直腸前壁のみで強烈なオーガズムを誘発させる男女兼用の製品です」と明記されている。
これを読むと、やはり直腸を刺激しなければいけないのではないかと考えてしまうが、上記の一文に「刺激する」という文言はない。「直腸前壁のみで」とは直腸に隣接する前立腺や精嚢を全く刺激せずともドライオーガズムを発生させることが出来るという意味である。
刺激すべきは肛門のみで、直腸および前立腺や精嚢その他の直腸に隣接する器官を刺激せずとも、蠕動運動が発生し、ドライオーガズムを誘発することが出来る、そのような特徴を持つ器具がペリダイスということである。
ペリスタルの取扱説明書
ペリダイスが前立腺マッサージ器具とは違う原理でドライオーガズムを誘発する「別物」であることが分かったところで、次にペリダイスの元々の使い方について述べてみたい。
冒頭で引用したテキストの中から使い方について述べられているマニュアル部分のみを再度引用してみよう。
ペリダイスとテンポは頭部が肛門の入口を通過し、第一のコブがまだ肛門に入っていない状態で留めるように挿入します。その後PC筋と肛門括約筋の収縮によって本体を動かし、アナルの刺激だけで蠕動運動が誘発され、ドライオーガズムが得られます。
アナルを刺激するユニセックスモデル
この短いマニュアルが、ペリダイスとテンポ両器具を「謎の器具」たらしめている要因となっているように思われる。確かに、これだけでは分かりにくい。
そこで、当記事ではペリダイスの前商品名『ペリスタル』の取扱説明書を手がかりにその「謎」を解いていこうと思う。ペリスタル時代の説明書の方がより詳細に使い方について書いてある。
この件に関しては、アナル解放運動を提唱する女装アナル活動家=サイケデリック・メイ氏のブログ『アナルオナニー』「ペリスタルの使い方・コツ」から一部を引用する。貴重な情報に無限の感謝の気持ちを表明したい。
パインズ社添付の日本語取扱説明書
パインズ社が2005年2月1日現在、製品に添付している使用説明は、次のとおりです。
○ペリスタル CXシリーズ 使用法
ペリスタルCXシリーズは現在CX-1からCX-6まで6種類あります。使用前の準備はエネマグラ系と同様です。 しかし、ペリスタルは小型短小なので便通後1時間くらい待って使用すればほとんど便の痕跡もつきませんがシリンジ等で 数回洗浄されることをお勧めします。コンドームの使用はお勧めしません。使用上の注意ですが、一般的に大きい方が頭部です。 小さい方を根部として使用して下さい。ペリスタルを根部まで全部アナル内に押し込まないでください。
(1)姿勢は横向きがよいでしょう。上側の膝をおなかにくっつくように曲げ、下側の脚はまっすぐ伸ばします。 こうすると肛門が露出するので、入れやすくなります。ペリスタル、アヌスにローションをつけ、少しずつ出し入れしながら 一旦根元近くまで挿入してください。しばらく待って緩やか抜出して下さい。一旦ペリスタル表面を拭い取って新たに潤滑液を塗り、 最初のように挿入して下さい。これを2~3回繰り返すとアヌス内が十分に潤滑されると共に壁が柔らかく膨らみ、 ペリスタルに巻き付くようになります。この潤滑法にはこのような作用があるので注入器で潤滑液を注入するのはお勧めできません。
(2)次にペリスタルをごく緩やかに頭部膨らみに続くくびれまで挿入します。するとペリスタルはそのままひとりでに進入を続けよう とするのでアナルをできるだけ緩めて(アナルを開くようにして)この位置でペリスタルを止めるようにしてください。 慣れれば腹圧、括約筋加減のコントロールで、できるようになります。
(3)括約筋のコントロールを続けながらペリスタルを出来るだけ緩やかに進入させ、止まる所まで飲み込むようにしながら 入れていきます。止まる所は人により格差がありますが、この位置でペリスタルはアナル内で完全に浮いた状態になり、 括約筋のわずかな変化にも反応して動きます。括約筋を随意に短かな収縮弛緩を繰り返すとこれに呼応してペリスタルはアナル内で 上下に動きます。人によれば、これが括約筋の非随意筋の微妙な痙攣をトリガーしますがこの痙攣の共振が増幅されて発振にまで 到達します。お尻をはじめとして前進がねじ切れるような超快感を延々とお楽しみください。
ペリスタルの使い方・コツ
以上がペリスタルの使い方に関するマニュアルである。当然のことながら、このマニュアルはペリタイズおよびテンポのマニュアルとしても通用するものである。
ここで再度、冒頭で引用したテキストの中から使い方に関して述べられているマニュアル部分のみを引用してみよう。
ペリダイスとテンポは頭部が肛門の入口を通過し、第一のコブがまだ肛門に入っていない状態で留めるように挿入します。その後PC筋と肛門括約筋の収縮によって本体を動かし、アナルの刺激だけで蠕動運動が誘発され、ドライオーガズムが得られます。
アナルを刺激するユニセックスモデル
このペリダイスのマニュアルは2つの文章から構成されているが、それらはそれぞれサイケデリック・メイ氏のブログからの引用文(2)と(3)に対応している。再度掲載しながら照会してみよう。
先ずは前半部分と(2)。
ペリダイスとテンポは頭部が肛門の入口を通過し、第一のコブがまだ肛門に入っていない状態で留めるように挿入します。
アナルを刺激するユニセックスモデル
(2)次にペリスタルをごく緩やかに頭部膨らみに続くくびれまで挿入します。するとペリスタルはそのままひとりでに進入を続けよう とするのでアナルをできるだけ緩めて(アナルを開くようにして)この位置でペリスタルを止めるようにしてください。 慣れれば腹圧、括約筋加減のコントロールで、できるようになります。
ペリスタルの使い方・コツ
そして、後半部分と(3)。
その後PC筋と肛門括約筋の収縮によって本体を動かし、アナルの刺激だけで蠕動運動が誘発され、ドライオーガズムが得られます。
アナルを刺激するユニセックスモデル
(3)括約筋のコントロールを続けながらペリスタルを出来るだけ緩やかに進入させ、止まる所まで飲み込むようにしながら 入れていきます。止まる所は人により格差がありますが、この位置でペリスタルはアナル内で完全に浮いた状態になり、 括約筋のわずかな変化にも反応して動きます。括約筋を随意に短かな収縮弛緩を繰り返すとこれに呼応してペリスタルはアナル内で 上下に動きます。人によれば、これが括約筋の非随意筋の微妙な痙攣をトリガーしますがこの痙攣の共振が増幅されて発振にまで 到達します。お尻をはじめとして前進がねじ切れるような超快感を延々とお楽しみください。
ペリスタルの使い方・コツ
2つのマニュアルを照会してみると、ペリダイスのより具体的な使い方が判然として来たのではないだろうか?
むろん、これだけでは完全に「謎」が解けたとまで言い切れないであろう。だが、文字面だけ分かったところでドライオーガズムが達成される訳ではない。
前立腺マッサージ器具の場合、これまで方法論としては語り尽くされた感があるが、だからと言ってその方法論の通り実践してみても即座にドライオーガズムを誘発することは出来ない。
ペリダイスの使い方に関しても、それと同様のことが言える。知り得た方法論を基に、各自で試行錯誤を繰り返していくことが最良の方法論と言えるだろう。
以上で当記事「アネロスペリダイスの基本的な使い方」は終了となるが、少しでもペリダイスおよびテンポの「基本的な使い方」の参考または目安となれば幸いである。
最後に、当サイトなりにペリダイスの使い方をまとめておく。
ペリダイスの基本的な使い方まとめ
準備および注意事項
- ペリダイス使用1時間前に排便を済ませ、シリンジなどで腸内洗浄をすると器具に便が付着しにくくなる。
- コンドームの装着は非推奨。
- 器具をエンド部分まで挿入しない。
- 姿勢は横向き姿勢=シムズ体位を推奨。
- 直腸内部に直接ローションを注入しない
慣らし作業
- 器具と肛門のそれぞれにローションを塗布する。
- 手動で、押し込んでは引き戻し押し込んでは引き戻しを繰り返しながら第二のコブ手前まで挿入する。一気に挿入しない。
- しばらくしたら器具をゆっくり引き抜き、表面のローションを拭い取った後、新たに器具の表面にローションを塗布する。
- 2と3の工程を2回から3回繰り返す。
すると肛門全体が潤滑されて程よく膨らみ、器具に巻き付くようになる。つまり、器具と肛門が馴染む。重要な工程。
本番
- 器具をゆっくりと第一のクビレまで挿入する。すると器具はそのままひとりでに第一のコブを越えて進入を続けようとするので肛門をできるだけ開くように弛緩させ、第一のクビレの位置で器具を留めるようにする。
尚、この作業は慣れれば腹圧と肛門括約筋のコントロールで出来るようになる。 - 次に、肛門括約筋のコントロールを続けながら、第一のコブを越えて直線部分まで器具をゆっくりと進入させる。自然と進入が止まる位置があるので、その位置まで来たらその位置で肛門括約筋を小刻みに締めたり緩めたりする。
この時、頭部は直腸内の特定の部位を刺激することなく浮いた状態になっている。 - そして、2の工程を続けていると、不随意筋である内肛門括約筋が痙攣し始める。この痙攣が共振増幅されて肛門から直腸、直腸から全身に渡りねじ切れるようなオーガズムに発展する。
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