前立腺ドライオーガズム、メスイキ時の体位体勢姿勢シリーズ②仰向け編

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仰向け姿勢の基礎知識

仰臥位(ぎょうがい)とも。
体の正面全体を天井に向けて寝転ぶ姿勢。大半の者が睡眠時に取る体勢なので、心身ともに最もリラックスできる体位と言われている。

前立腺ドライオーガズムに関して言えば、緊張しているよりもリラックスしている方が断然オーガズムは発生しやすいので、この仰向け姿勢は、横向き姿勢と同様に前立腺ドライオーガズムに適した体位と言ってよい。

だが、実はその一方で、仰向け姿勢にはリラックスできるできない以前の問題として、前立腺マッサージ器具を使用する上で致命的な欠陥が存在する。

前立腺マッサージ器具を挿入したまま脚を伸ばしてベタっと仰向けになると、肛門が床面に密接する形になるので、一部の器種を除いて、前立腺マッサージ器具の肛門からはみ出している部分が床面に当たってしまう可能性があるのだ。

仰向け姿勢の欠陥とその対策法

アネロスを始めとする前立腺マッサージ器具の形状を簡略化して逆T字=⊥と仮定すると、この⊥の縦の線と横の線が交差する点よりも下に位置するパーツがある場合、そのパーツが床面と接触する可能性が出てくる。


画像は両者ともアネロス公式サイトに掲載されている『ヒリックス』という商品を解説するための画像である。上の画像がトライデント版ヒリックスのもの、下の画像がクラッシック版ヒリックスのもの。

2枚の画像を比較すると、トライデント版はお尻の割れ目からパーツがはみ出すことなく全体がスッポリ収まっているが、クラッシック版はお尻の割れ目からクルッと丸まったパーツの一部がはみ出していることが分かる。

このお尻からはみ出したパーツが、先述した「⊥の縦の線と横の線が交差する点よりも下に位置するパーツ」ということである。そして、このはみ出したパーツが床面と接触する可能性が出て来るのだ。

器具と床面が接触すると、器具の動きが抑制されてしまうことになるため大変に都合が悪い。即ち、器具のヘッド部分がキチンと前立腺にアタックを仕掛けず、前立腺マッサージ器具として正しく機能しない可能性が高まるのである。

 
そのため、器具を肛門に挿入する際には器具と床面が接触しないように対策を取らねばならない。代表的な対策法を以下にいくつか挙げてみる。

①膝を曲げたり立てたりして肛門の角度を変える
②腰や尻の下に枕や敷物を置いて肛門の位置を上げる
③器具のクルッと丸まったパーツを切り取る
④その他

上記の対策法のうち、当サイトで特にオススメする対策法は①の「膝を曲げたり立てたりして肛門の角度を変える」という方法である。

①の対策法を推奨する理由

なぜ当サイトが仰向け姿勢の欠陥の対策法として①を推奨するかと言えば、前立腺マッサージ器具と床面が接触しないように膝を曲げたり立てたりして対策を取ることが、同時に「シリーズ①横向き編」で取り上げた裏技「脚膝(きゃくしつ)屈伸」をすることにつながるからである。

脚膝屈伸とは、脚や膝を曲げ伸ばしすることによって前立腺に対する器具の当たり具合を調整する裏技の基本である。以下に「シリーズ①横向き編」から一部を引用する。

脚や膝を曲げ伸ばしする「脚膝屈伸」で、前立腺に対するマッサージ器具の当たり具合を調整する(中略)
膝を曲げて胸に近づければ、前立腺に対してマッサージ器具は弱くヒットし、膝を伸ばして脚を真っ直ぐにすれば、前立腺に対してマッサージ器具は強くヒットする。

当サイト当該記事

②や③の対策法は、単に器具と床面が接触しないように対策を講じただけで直接的にドライオーガズムと関係する訳ではない。だが、①の対策法は欠陥を回避しつつも、その対策法そのものが直接的にドライオーガズムに関係し、器具を効果的に使いこなす手段となっているのだ。それが当サイトとして①の対策法を特に推奨する理由である。

 
補足:ちゃぶ台返しをするようであるが、実は②や③の対策法を講じながらも脚膝屈伸を行うことはできる。だが、その場合の脚膝屈伸は対策法そのものと一体になっているのではなく、対策法とは全く別個の技法となる。当サイトとしては①を推奨するが、必ずしも①に固執することはない。①②③のどの対策法がグッと来るかはその人の前立腺だけが知っている。何よりも大切なことはドライオーガズムが発生するか否かである。

仰向け姿勢の裏技

脚膝屈伸と截石位

当節では、仰向け姿勢での脚膝屈伸について考察してみたい。

仰向け姿勢で脚膝屈伸する場合、足裏を床面にピタッとくっ着けて脚膝屈伸するパターンと脚そのものを宙に浮かせて脚膝屈伸するパターンが考えられる。

足裏を床面に着ける場合、膝を胸元にまで持っていくことが物理的に不可能になるので、当記事では脚そのものを宙に浮かせるパターンのみを取り上げる。

 
仰向けで脚そのものを宙に浮かせる体勢は、医療の世界で「截石(せっせき)位」と呼ばれ、「シリーズ①横向き編」で取り上げた「シムズ位」や「シリーズ③うつ伏せ編」で取り上げた「膝胸位」と同様、直腸検査や肛門検診で行われる体位である。

即ち、脚そのものを宙に浮かせるパターンの仰向け姿勢=截石位は、直腸や肛門を扱いやすいという点で、医療の世界ばかりではなく前立腺ドライオーガズムにも適した体位と言うことが出来よう。

 
また、仰向けで脚そのものを宙に浮かせる場合、どの体位体勢姿勢よりも脚を動かす自由度が高くなるので、いくつかのパターンで脚膝屈伸を試行することが可能となる。

①M字開脚のように左右の膝を大きく離して脚膝屈伸
②左右の膝をピタッとくっ付けて脚膝屈伸
③左右の脚をクロスさせて脚膝屈伸
④片脚だけで脚膝屈伸
⑤宙で自転車をこぐように交互に脚膝屈伸
⑥上記のパターンを組み合わせる
⑦その他

特定のパターンのみを微調整したり、片脚は伸ばしたままもう片方の脚だけでやってみたり、パターン①→②→③→②→①の順に脚膝の開閉を連続させたり。

どのパターンが良いかは人それぞれであり、同じ人でも過去に上手く行っていたものが上手く行かなくなったり、上手く行かなかったものが上手く行くようになったりするものである。試行錯誤しながらその時々の最善のパターンを掘り当てて行くほかない。

足ピン法

仰向け姿勢の欠陥を回避する対策法の②「腰や尻の下に枕や敷物を置いて肛門の位置を上げる」について「単に器具と床面が接触しないように対策を講じただけ」と断じた。だが、この対策法②に「足ピン法」という裏技を加えると、途端に前立腺ドライオーガズムに威力を発揮することがあるのだ。

「足ピン法」とは、脚部と足部を一直線にピンと伸ばした状態、或いは伸ばす行為を指し、多くの場合、仰向け姿勢で行われる。性別の区別なく、イク直前に足ピンをしながら脚足の全体または一部にグッと力を入れるとオーガズムに達しやすくなるため、この裏技を愛好する者は多い。

対策法①では脚そのものを宙に浮かせた状態が基本姿勢となるため、この足ピン法という裏技は物理的に困難となるが、対策法②では脚を伸ばすことも曲げることも自由になるので、この裏技が可能となる。

 
それでは、なぜ足ピンをするとオーガズムに達しやすくなるのか、そのメカニズムを女性の観点から分かりやすく解説したサイト『ラブ・リサーチ』の記事から一部を引用する。

女性のオーガズムは、太ももやお尻の筋肉を上手に使うのがポイントとなります。足ピンであれば内股に力が入るため、スムーズに快感を高めることができます。この足をピンと伸ばすことで、自然と内腿の筋緊張が得られて、股の間がきゅっと引き締まります。これを足をしっかりとじた姿勢で行うと、クリトリスが刺激され、より性的快感を得やすくなります。クリトリスはとてもデリケートな器官なので、指やおもちゃなどで直接クリトリスを触れるよりも、「足ピン」のほうが焦らすような適度な刺激が加わり、オーガズムを感じやすくなるのです。

ラブ・リサーチbyラブコスメ

引用で重要な箇所は「足をピンと伸ばすことで、自然と内股の筋肉の筋張感が得られて、股の間がきゅっと引き締まります。これを足をしっかりとじた姿勢で行う」という箇所である。

足をピンと伸ばすと股間が引き締まるとは、「シリーズ①横向き編」で述べた「内股連鎖」と同様の効能が得られるということである。以下に「シリーズ①横向き編」から一部を引用する。

人体は、股をキュッと閉じて内股にすると、性器と肛門の間にあるPC(ピューボコクシギアス)筋=オシッコを止める時に使う筋肉もそれに連動して引き締まるように出来ている。

PC筋が引き締まると、その動きに押されて前立腺マッサージ器具も動くことになる。そして、器具が動くと前立腺を刺激することになり、最終的には何と、前立腺の方が器具の位置と動きに合わせてくるようになるのだ。

当サイト当該記事

当サイトの別記事「ネクサスレボの裏技的な使い方」でも、ネクサスレボという電動前立腺マッサージ機を回転モードにして足ピンをすると、強制的にドライオーガズムを誘発することがあると述べたが、足ピン法は女性のオーガズムばかりでなく、男性の前立腺オーガズムでも有効なのだ。

性別の区別を問わず、足ピンをすると股間が引き締まることによって内股連鎖が発生し、女性の場合はクリトリスが刺激され 、男性の場合は前立腺が刺激されるということである。対策法②に足ピン法を加えればドライオーガズムの可能性が高まる。

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