腸内洗浄のやり方:ドライオーガズムの準備作業①

当サイトではこれまでドライオーガズムの方法論をいくつか掲載してきた。いずれもアネロスやエネマグラ、ネクサスレボなどの前立腺マッサージ器具を使用する方法となっている。

これらの記事では割愛したが、アネロスやエネマグラを挿入する前に、必ず行わなければならない準備作業がある。腸内洗浄と肛門マッサージである。当記事では、この2つの準備作業のうち、最初に行う腸内洗浄の方法について解説してみたい。

もうひとつの準備作業、ほぐし作業に関しては、当サイト別記事「ほぐし作業=肛門マッサージのやり方」をご覧いただきたい。

腸内洗浄をする理由と意義

腸内洗浄をする理由は主に2つある。

  • 手などに便が付着することを避ける
  • 直腸および前立腺の感度を上げる

1つ目の理由「手などに便が付着することを避ける」について解説しよう。

直腸内に便が残っていると、器具を挿入した時にその便が器具に付着する。そして、器具を抜いた時に便が手や床、ベッドや布団などに付着する可能性があり、物理的にも精神衛生的にもよろしくない。

便には大腸菌などの細菌が生息しており感染症の原因となる可能性があり、また臭いも相当にキツく、マニアでもない限り不快なだけである。挙げ句、それが気になるとアナルプレイに集中できないこととなる。

このような「糞害」を避けるために腸内洗浄を行うのだ。正直、完全に糞害を無化することは出来ないが、限りなく無害にすることは可能である。


次に、2つ目の理由「直腸および前立腺の感度を上げる」について解説しよう。

例えば、男女でセックスをする時にコンドームを付けるか付けないかで快感の度合い=感度が変わることはご存知であろう。一般的にはコンドームを付けない方が気持ちいいと言われる。

コンドームの厚さは0.0数ミリ。相当に薄いように思われるが、ペニスと膣壁の間にこのコンマ0数ミリの「媒介物」があるかないかで快度が変わるということである。

上の例と同様、前立腺マッサージ器具と直腸壁の間に媒介物があるかないかで、直腸および前立腺に対する快感の度合いが変わって来る。この場合の「媒介物」は、当然のことながら便である。

前立腺は直腸に隣接した器官であり、ドライオーガズムを発生させるには、下掲の画像にある通り、直腸壁越しにアタックを仕掛ける。

前立腺マッサージ器具を挿入している図

先ず、前立腺マッサージ器具と前立腺の間に直腸壁という媒介物があり、そこに便という媒介物が重なれば、前立腺に対する快感の度合いが弱くなることは物の道理というものであろう。

前立腺マッサージ器具が媒介物なしに前立腺をダイレクトに刺激することが出来ればいいが、さすがに直腸を取り除くことは出来ない。

そもそも直腸壁自体がドライオーガズムの発生源であるからして、ドライオーガズムという観点からすると、直腸壁は媒介物ではなく、むしろ必要な器官と言えるのだ。

だが、便に関しては、単純に感度を下げる働きしか持たない。故に、感度を下げるだけの媒介物=便は、腸内洗浄をして洗い流す方がよい。

ドライオーガズムという観点からすると1つ目の理由よりも、2つ目「直腸および前立腺の感度を上げる」の方が重要である。感度を下げる媒介物をなくすためにも腸内洗浄をおろそかには出来ない。

以上が腸内洗浄を行う理由となり、それが同時に意義となる。

直腸洗浄のやり方

次に具体的な腸内洗浄のやり方について解説したい。

用意するものと排便排尿

腸内洗浄に必要なものは以下の通りである。

  • 腸内洗浄器
  • 洗浄液=ぬるま湯
  • 洗浄液を入れる容器
  • ローション
  • 濡れタオルまたはウェットティッシュ

排便排尿

腸内洗浄の全工程はトイレで行う。故に、腸内洗浄器など用意したもの全てをトイレに持ち込む。

そして、実際に腸内洗浄を行う前に排便排尿を済ませる。一度排便しておけば、腸内にある便がほとんど排出されて、腸内を洗浄する効率が上がるからだ。

糞尿が出なければ出ないで仕方がない。その場合、無理に排出しようとして時間を浪費するより、腸内洗浄の工程に進んだ方がよい。

排便した場合は、次の工程で指で肛門にローションを塗布するため、お尻を拭いた後、更に濡れタオルかウェットティッシュで肛門とその周辺を清潔にする。

腸内洗浄器

腸内洗浄には、それ専用の腸内洗浄器を使う。当サイトでは、定番商品『エネマシリンジ』を推奨している。

エネマシリンジ

エネマシリンジには、鼻洗浄用のノズルと浣腸用のノズルが付属されているが、鼻洗浄用ノズルの方が挿入しやすい。当記事では鼻洗浄用のノズルを使うことを前提に話を進める。

洗浄液

洗浄液はサロンやクリニックで使うような特別な液体である必要はない。具体的には、人肌に温めたぬるま湯を500㏄ほど用意する。出来れば、安全のためにも、水道水ではなくミネラルウォーターを温めたものがよいだろう。

間違っても常温の水や冷水、熱湯を直腸内に注入してはならない。直腸を破壊する可能性が非常に高い。重要なことなのでもう一度言うが、腸内洗浄には必ず人肌に温めたぬるま湯を使う。

また、一般的な腸内洗浄では、洗浄液の量を数リットルとしているが、これは直腸の奥にある結腸までを洗浄する目的があるからだ。

当記事では、直腸のみを洗浄することが目的なので、500㏄あれば十分である。後述するが、この500㏄を更に数回に分けて洗浄する。

容器

洗浄液を入れておく容器は、500㏄以上の容量であれば何でも構わない。ただ、洗浄器のホースが短い場合、取り回しの点で苦労することがある。

容器を床に置くと、ホースが肛門まで届かないことがあるのだ。そうなれば、ホースが適切な位置に来るように容器を動かさなければならないことになる。

あまり大きな容器であると、取り回しの点で不自由することがある。故に、ペットボトルのように片手で持ち運びできるようなものがよい。

ローション

洗浄液=ぬるま湯が用意できたら、肛門にローションを塗布する。ローションは液状のものより、『ブランシークレット』などのジェル状のものの方が扱いやすい。

ブランシークレット

液状のローションの場合、液垂れすることがあり、少々扱いづらい。機能的には液状でもジェル状でも変わらないが、当サイトではジェル状のローションを推奨する。

濡れタオルまたはウェットティッシュ

これは手、指、肛門、腸内洗浄器、前立腺マッサージ器具などを清潔に保つためのものである。なくてもいいように感じるかもしれないが、あればあったで利便性を感じるものだ。使用済みのものを捨てるポリ袋なども用意したいところである。

肛門にローションを塗る

腸内洗浄器で腸内を洗浄するには、洗浄器のノズルを肛門に挿入しなければならない。そのために、肛門縁および肛門管にローションを塗布して滑りをよくする。

肛門縁とは外側から「*」のように見える、俗に言う「ケツの穴」ことであり、肛門管とは肛門縁から直腸に至るまでの糞道のことで、長さ5㎝ほどの管である。


ローションを塗布するには、利き手の人差し指か中指を使う。どちらの指がいいかは流派が別れる。人差し指派は指先の感覚を重視し、中指派は扱いやすさを重視する。

どちらの指にせよ、先ずは指先から指紋にかけてローションを乗せる。そして、肛門縁および肛門管にローションを塗布していく。

マッサージも兼ねて軽く押し込むように、だが、飽くまでも優しく丁寧に肛門縁の円環にローションを染み込ませていく意識で塗布する。

  1. 肛門の外側から穴にかけてクルクルと螺旋状に指を回す。
  2. 穴まで辿り着いたら、力を入れずとも指が入るポイントまで指を肛門内に挿入する。
  3. 指先に力を入れて、指先から指紋までの長さ分だけポイントを越えて肛門の奥へと挿入する。肛門括約筋の締まりが強い場合、大きく息を吐きながら肛門を弛めると挿入しやすい。
  4. ポイントを越えて指を入れたら、その指先を右回り左回りとクルクルと回転させ、肛門管360度にローションを塗布する。

1から4までの工程を、その都度ローションを追加しつつ、指先が肛門管を抜けて直腸の空洞に達するまで繰り返す。

指先が直腸の空洞まで達したら、指を肛門から完全には抜かず、何度かズッポズッポと肛門に抜き差ししてみる。指を挿入する度にスンナリ直腸内の空洞まで貫通したら、今度は指を完全に引き抜く。

指を引き抜くと、肛門全体がユルユルに開きっ放しになっているような感覚が分かるはずだ。肛門がその状態になれば、実際に肛門は開いている。

最後に、ローションでヌルヌルになった指を濡れタオルかウェットティッシュで拭う。お尻は、次の工程でローションが残ったままの方が都合がよいので、拭かないでおく。

これにて「肛門にローションを塗る」の工程は終了と相なる。

腸内を洗浄する

肛門縁および肛門管全体にローションを塗り終わったら、いよいよ腸内洗浄器を使って腸内を洗浄する。

洗浄液を注入する方法には、数百㏄を1回で注入する方法と数十㏄ずつを何回かに分けて注入する方法がある。当記事では、アネロス社の推奨する方法を採用したい。

先の腸内洗浄器『エネマシリンジ』1プッシュの量は約40㏄である。だが、最初は規定量40㏄が排出されずに、空気と混ざった洗浄液が排出される。空気が直腸内に注入されると、オナラのように注入した先から逆流するだけとなる。

故に、先ずは洗浄器のホースを便器に向け、ポンプ内に規定量約40㏄が充満するまで何度かポンプを握り絞める。

何度か握り絞めて空気が混ざっていない洗浄液だけが排出されるようになったら、いよいよ直腸に洗浄液を注入する。

先ずは、ノズル全体にローションを塗布する。ローションを塗布したら、ノズルが肛門を抜けて直腸の空洞に達するまでシッカリと挿し込んでいく。そうしないと、洗浄液を注入している時にノズルが肛門からスッポ抜ける羽目になる。

ノズルをシッカリと直腸まで挿し込んだら、ポンプを1回だけ握り絞める。洗浄液が直腸に注入され、お腹に異物感を感じるはずだ。異物感を確認したら、洗浄器のノズルを肛門から抜く。

そして、便意を催すまで待つ。
それまでは一滴のぬるま湯すら漏らさぬ覚悟で肛門をギュッと締めておく。

便意を催したら、肛門括約筋を緩める。
すると、洗浄液が肛門から一気に噴射されるはずである。その後、少量のぬるま湯が何度かに分けて排出される。これを容器から洗浄液がなくなる1プッシュ手前まで繰り返す。

洗浄液がなくなるまで続けると、最後のものは規定量40㏄に達しず空気が混ざってしまう可能性がある。故に、最後の1プッシュ分は使わないようにする。

数回の腸内洗浄が終わったら、便器を覗き込み便の有無や様子を確認する。そして、最後にウェットティッシュや濡れタオルで肛門およびその周辺を清潔にし腸内洗浄は終了と相なる。


文章にすると複雑な作業に思えるかもしれないが、実際にやってみると、それほど複雑ではない。回数をこなして慣れてしまえば、一連の流れとして意識せずとも出来るようになる。

腸内洗浄が終わったら、次の工程「肛門マッサージ」に進む。詳細は当サイト別記事「ほぐし作業=肛門マッサージのやり方」を閲覧いただきたい。


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