薬局製エネマグラ脚閉塞型プロテスター『バンブー』の使い方

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エネマグラバンブーの独特な使い方「脚閉塞」

エネマグラバンブー
エネマグラバンブー

エネマグラ社のプロテスター=前立腺マッサージ器具『バンブー』は、他の器具と同様の使い方も出来るが、「脚閉塞」という他の器具とは異なる独特な使い方がある。

他の器種と同様の使い方

「他の器具と同様の使い方」とは、ほとんどの前立腺マッサージ器具に共通する、ドライオーガズムを誘発するための汎用的な方法論のことである。

例えば、通販NLS公式サイト『エネマグラバンブー』商品解説ページに掲載されている方法論がそれである。

本品の正しい使い方です。
まずは、横向きに寝ます。肛門検査の時のように膝を抱え、静かにエネマグラを挿入しましょう。
そのままの体勢で約10~15分。じっと静かに“快感”が湧き上がってくるのを待ちましょう。
やがて“前立腺・射精管・会陰部の同時刺激”により、激しい未体験オーガズムを感じられます。
その後は体力が回復するのをさらにに10分待つと、再びオーガズムが訪れます。また、この繰り返しは延々とつづきます。
強烈な刺激が体力を奪うので、長くても1時間以内で止めることをオススメします。

NLS公式サイト『エネマグラバンブー』

実はこの引用文は、通販NLS公式サイト『エネマグラEX』『エネマグラサドル』各商品解説ページにも掲載されているものなのだ。

それは即ち、この方法論がエネマグラバンブーのみならず、不特定多数の前立腺マッサージ器具に通用する汎用的な方法論であることを意味する。

独特な使い方

それに対して「独特な使い方」とは、前述した「脚閉塞」のことである。エネマグラバンブーに於ては、汎用的な方法よりも脚閉塞を用いた方が能率的かつ合理的だと言える。

なぜなら、その異形とも言える造形は、脚閉塞を用いるために設計された造形だからである。故に、当記事では、エネマグラバンブーに用いられる唯一無二とも言える方法論「脚閉塞」について述べて行きたい。

尚、エネマグラバンブーには前後を逆向きに挿入して仙骨神経叢を活性化させる使い方がある。だが、今回の記事では割愛する。

エネマグラバンブー脚閉塞のやり方

エネマグラバンブーの構成

マニュアルに入る前に、エネマグラバンブーの構成とその名称を確認しておきたい。

  • 前立腺を刺激する刺々しい形状の「頭部」
  • 頭部

  • 湾曲した円筒状の「基底部」
  • 基底部

  • 分厚く重量感のある「バー」
  • バー

「頭部」「基底部」「バー」、これらの名称はエネマグラ社公式サイトで使用されている名称をそのまま踏襲している。

一般的な前立腺マッサージ器具と比較すると、明らかに奇怪な形状をしているが、この3つの構成要素がそれぞれに脚閉塞に重要な役割を果たすのだ。

脚閉塞が前立腺ドライオーガズムを誘発する仕組み

「脚閉塞」とは読んで字のごとく、脚を閉塞させることである。脚を閉塞させるとは、正確に言えば、左右の両太腿の内側でバーを挟み込み器具を固定するということである。

バーが分厚い造りになっているのは太腿でバーを挟みやすくするためであり、左右の内腿でバーを挟み込み器具を固定する行為を「脚閉塞」という言葉で表現しているのだ。

そして、一旦バンブーを太腿で挟み込んで固定したら、固定した状態から今度は脚をゆっくりと開いて行く。するとバーが重量のある造りになっているため、その自重で器具全体がスルスルと滑落する。

もちろん、滑落するとは言っても、器具全体が肛門からスポンと抜け出る訳ではない。完全に抜け落ちる訳ではないが、その抜け落ちる過程で、頭部の尖った突起や凸凹が前立腺を撫で上げ、撫で上げると同時に前立腺が刺激されてドライオーガズムが誘発されるという算段である。

脚閉塞→器具固定→開脚→滑落→前立腺刺激→ドライオーガズム、この一連の流れがエネマグラバンブーに於けるドライオーガズム発生のメカニズムとなる。特に「滑落」が脚閉塞という技法のキモとなる。

「脚閉塞」実践マニュアル

仕組みが分かったところで、前節「脚閉塞が前立腺ドライオーガズムを誘発する仕組み」を元にして更に詳細な実践マニュアルに入ろう。

  1. 体位体勢
    脚閉塞には適合する体位がある。
    仰向け、正座、立位、ウンコ座りなど、器具が床面に対して垂直に落下する体勢がよい。前述したように、器具が滑落する時に頭部が前立腺を刺激する設計となっているので、例えば、横向き姿勢で脚閉塞を行うと滑落する時に頭部と前立腺の位置がズレてしまうことがあるのだ。故に、脚閉塞を行うには上記の体位が適合している。
  2. 挿入
    器具の挿入に関しては、頭部尖端の形状が鋭利なため挿入する際に恐怖を感じるかもしれない。だが、実際に挿入してみると意外なほどスンナリと入る。即ち、他の前立腺マッサージ器具と同様の方法で挿入すればよい。
    頭部は直腸内に、基底部は肛門括約筋に位置するように挿入する。バンブーの扱いに慣れるまでは、基底部の最下部=バーと接合しているところまで挿入する。最奥まで基底部を挿入したら、いよいよ脚閉塞の段となる。
  3. 脚閉塞と固定
    肛門、会陰、陰嚢=金玉袋にかけて指でバーをくっ付ける。グイグイと押し付ける必要はない。そして、太腿を閉じて脚部だけでバンブーを固定する。最初は上手く固定できないかもしれないが、何回かやっているうちにコツがつかめる。固定できたことを確認したら指を離す。肛門括約筋やPC筋は動かさない。
  4. 慣らし作業
    脚だけでバンブーを固定が出来たら、汎用的な方法論と同様に、前立腺マッサージ器具とアナルを馴染ませる慣らし作業を行う。
    乳首を刺激しながら挿入されている頭部に意識を集中し、下腹部に日常ではおよそ感じることのないであろう肉体感覚が充満するまで待つ。乳首と前立腺の関係は当サイト別記事「乳首は子宮と前立腺につながっている」に詳しい。
  5. 開脚
    慣らし作業が済んだら、いよいよ脚を開く。
    ガバッと一気に開脚すると器具が丸ごと抜け出してしまう恐れがある。故に、器具が丸ごと脱落しないように加減しながらゆっくりと太腿の力を緩め開いて行く。
  6. 滑落と前立腺刺激
    開脚の目安としては、バンブーが滑落するところまで脚を開く。滑落が始まったら滑落するに任せて何もしない。下手に作為を働かせず器具の成すがままに任せる。すると、滑落する際に頭部の尖端部や凸凹が前立腺を刺激するはずである。
  7. 滑落と跳躍の無限ループ
    上手く行くと、その刺激によってPC筋が勝手に収縮し、頭部が閉塞時の元の位置にまで自動的に跳ね上がる。もちろん、精密に元の位置にまで戻る必要はない。跳ね上がるに任せる。
    跳ね上がったらPC筋を弛緩させる。すると再び頭部が肛門から垂直にスルスルと滑落する。こうして、滑落と跳躍の無限ループが始まる。この自動的な無限ループが発生すればドライオーガズムは発生したも同然となる。
    無限ループが発生しない場合は、PC筋を締め上げる、太腿を閉じる、手で挿入する、いずれかの方法または併せ技で頭部を閉塞時の元の位置にまで戻す。
    そして、頭部が元の位置にまで戻ったら、開脚するかPC筋を弛緩させて滑落を促す。これをひとつのサイクルとして繰り返し、ドライオーガズムが発生するのを待つ。
    尚、PC筋を何度も力強く締め付けると頭部の尖端が直腸壁に突き刺さり傷つけることがあるので注意されたい。

以上がエネマグラ脚閉塞型プロテスター『バンブー』の使い方となる。


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