今回は、当サイト別記事「アナルオーガズム肛門拡張編」で取り上げた通販NLSのオリジナル商品『ステップアップ拡張プラグ』を使って、三分の一の締め付けの、肛門括約筋の具体的な締め付け加減を体得する方法について述べたい。
アネロスやエネマグラなどの前立腺マッサージ器具はステップアップ拡張プラグよりもずっと細い。だが、締め付ける力加減は両者とも同じである。
即ち、ステップアップ拡張プラグで体得した締め付け加減は前立腺マッサージ器具を使う場合でもそのま流用できるということである。
前立腺マッサージ器具ではなく、ステップアップ拡張プラグをわざわざ使う理由は、前立腺マッサージ器具よりも径が太いが故に、締め付け加減を肛門で体感しやすいからである。
前立腺マッサージ器具で三分の一の締め付けを実践するために、先ずはステップアップ拡張プラグで肛門の締め付け方を練習して体得しようという目論見である。
尚、当記事では、三分の一の締め付けとは何かなどの基礎的な知識については割愛する。
その詳細に関しては、当サイト別記事「肛門括約筋やPC筋を締めたり緩めたりするやり方ではイケない人の為の、アネロスやエネマグラで前立腺ドライオーガズムを発生させる第3の方法」(以下『第3の方法』と略記)をご覧いただきたい。
目次
肛門を拡張する
早速、本題に入ろう。
先ず、ステップアップ拡張プラグの青文字1.8㎝のクビレまで挿入できるように肛門を拡張する。即ち、赤文字3.4㎝のコブまで拡張しないと1.8㎝のクビレに肛門を嵌めることが出来ないので3.4㎝のコブまで拡張する。
拡張が済んで3.4㎝のコブまで挿入できるようになったところで、実際に1.8㎝のクビレまでプラグを挿入する。そして、肛門括約筋の締め付け加減を調節して合力0ポイントを探る。
この「合力0ポイント」こそが三分の一の締め付けの具体的な締め付け加減となる。
突然「合力0ポイント」と言われても意味不明であろう。次節で「合力0ポイント」とその探り方についてキチンと説明する。
尚、この合力0ポイントの探り方は立ち姿勢で行う。また、衛生上の観点から風呂場で実行することを推奨する。即ち、風呂場で立った状態で行う。全裸になる必要はないが、お尻は丸出しにしなければならない。
合力0ポイントを探る
先ず、1.8㎝のクビレまでプラグを挿入したら思い切り肛門括約筋を締め付ける。するとプラグはスポーンと肛門から勢いよく飛び出すはずである。
次は逆に、プラグを挿入して全く力を入れない。するとプラグは赤文字3.9㎝のコブからエンド部にかけての、肛門の外に出ている部分の重みでポトリと真下に落下するはずである。
即ち、締め付け加減が強くても弱くても、プラグは肛門から抜け出してしまうのである。ところが、肛門括約筋の力加減を微調整してプラグが肛門から抜け落ちない、絶妙にバランスが取れるポイントが存在するのだ。これが「合力0ポイント」である。
合力0ポイントとは、力加減が強くもなく弱くもなく、プラスマイナス0で引き合うポイントを指している。即ち、合力0ポイントが当記事のタイトルにある「三分の一の締め付けの、肛門括約筋の具体的な締め付け加減」ということになる。
この合力0ポイントより締め付け具合が強くても弱くても、プラグは肛門から抜け落ちてしまう。合力0ポイント以外の力加減ではプラグは肛門から抜け落ちてしまうのだ。
合力0ポイントを維持する
次に合力0ポイントを維持する。
合力0ポイントを探り当てたら、その力加減でプラグが落ちないように合力0ポイントを維持する。先ほど述べたように、締め付け具合が強くても弱くてもプラグは抜け落ちてしまう。
実際にやってみると分かるが、合力0ポイントを維持することは思いのほか難しい。肛門の外に出ているエンド部の重みで力加減が強くなったり弱くなったりして合力を常に一定に保つことが困難なのだ。
力加減が不安定になる度に、肛門括約筋に力を入れたり抜いたりして、プラグが抜け落ちないよう力加減を補正しながらバランスを保たなければならない。
仮に、合力0ポイントを常に保てる場合は、プラグが抜けない程度に力を入れるか抜くかして意図的に合力0ポイントを崩す。そして、プラグが抜け落ちないよう力加減を補正しながらバランスを保つ。
そのようにして、しばらく合力0ポイントを保つために肛門括約筋の力加減を微調整していると、意志とは関係なく、人体の反射として肛門がヒクヒクと痙攣し始めるはずである。
この肛門の痙攣こそが三分の一の締め付けの、ドライオーガズムに於ける重要な目的なのである。前掲した当サイト別記事『第3の方法』から引用しよう。
「三分の一」という数値は単なる目安に過ぎない。厳密に三分の一でなければならないということはない。その程度の微弱な力加減で肛門を締め付けることによって、肛門の痙攣と全力で締め付けたくなる衝動を誘発することがこの技法の目的である。
当サイト「第3の方法」
即ち、肛門の痙攣を誘発することを目的に三分の一の締め付けを行うということである。合力0ポイントを探り出し、どれほどその力加減を維持すれば肛門が痙攣するのか、それを体得することがこの練習法の目的とも言える。
以上が「三分の一の締め付けの、肛門括約筋の具体的な締め付け加減を体得する方法」となる。
体得したら実際に前立腺マッサージ器具を使って、練習した時と同じ力加減で三分の一の締め付けを実践してみるべし。可能性が拡大する。
最後にこの練習法を箇条書きにして当記事を終了としたい。
- ステップアップ拡張プラグの赤文字3.4㎝のコブまで肛門を拡張する
- 青文字1.8㎝のクビレに肛門を嵌める
- 合力0ポイントを探る
- 合力0ポイントを維持する
- 肛門が痙攣し始める
- 前立腺マッサージ器具で実践する
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