アナルを拡張するには道具など必要ない。乱暴な話、自分の指が一本でもありさえすれば、それを肛門に突っ込んで毎日グリグリと動かしているうちに、血まみれ糞まみれになりながらも拡張など出来てしまう。
だが、世の中は便利なもので、それ専用の道具が開発されていたりするものだ。他人からすれば必要性がないことでも、「それ」を求める者が存在し「それ」を成し遂げるために「それ」専用の道具が存在する。
当記事でいう「それ」とは、当然のことながら「アナル拡張」のことである。確かに他人からすれば、アナルを拡張することに必要性があるのかないのかなど想像だにしないことかもしれない。
だが、人類の中には、実際にアナルを拡張しようと思い立ち、奮闘に努力を重ね、結果、その目的を成し遂げた者が何万、何億、何兆、何京と存在して来たに違いないのだ。
かく言う当方も、そんな無数に存在して来た人類の中の1人であり、また、アナルを拡張するためにそれ専用の道具を使った1人である。
目次
当サイトの「アナル」の定義
「肛門」という名詞は英語では「ANAL」ではなく「ANUS」であり、厳密に言えば「アナル」とは「肛門の」という意味を指す形容詞である。
だが、当サイトでは形容詞か名詞かなど関係なく、肛門はもちろん直腸や結腸、または前立腺などを含めた「肛門性愛に関する事物全般」という意味合いでこの言葉を使っている。
これは当サイトに独自の使用法ではなく、一般的にも、前立腺やS字結腸など肛門以外の器官を刺激して性感を得る場合に「肛門性愛に関する事物」としてカテゴライズされている慣習である。
名作AV『オスガズム』シリーズによると、前立腺、膀胱、精嚢、直腸壁、S字結腸など、男性にはいくつものオーガズムに関係する器官が存在するという。実際にシリーズを鑑賞すると、そのどれもが肛門から指や手や腕を挿入して各器官を刺激している。
直腸やS字結腸は肛門と直結しているので一連の器官として捉えることができるが、前立腺、膀胱、性嚢は直腸壁の外側にあり肛門と直結している器官ではない。にもかかわらず、肛門性愛の世界では両者ともにアナル性感として分類されているのだ。
即ち「アナル」とは第一義的には肛門そのものを意味するが、当サイトでは肛門の奥や周辺にある内臓器官、引いては性感を送受信する神経群や脳、はたまた呼吸法や意識など「肛門性愛に関する事物全般」を「アナル」と定義している。
アナルは必ず覚醒する
どんな世界にも天才的な人物が存在するものである。指一本を初めて肛門に突っ込んだ途端にアナルが覚醒してしまい、マルチプルなオーガズムに狂おしく悶絶するような才能に恵まれた人物も存在するのだ。
だが、不特定多数の者にはそんな奇跡は起こらない。単なる排泄器官としての肛門に、どうにかして淫靡なる機能を付加するべく指や器具を抽挿するものの、感じられるのはただ異物感ばかり。
とは言え、我々のような凡庸な者たちにアナルの覚醒が起こらないということではない。年齢や性別を問わず、誰にでもアナルの覚醒は起きるのだ。覚醒するまでの期間は人それぞれであっても、アナルは必ずや覚醒する。
なぜならアナルの覚醒は人体に仕組まれた自然の摂理だからである。「アナルオーガズム肛門開発編」で述べたように、排便時に糞便が肛門を通過する感覚、或いは肛門に指やアナルプラグなどを挿入した時の異物感、これら肛門に物理的な感覚さえ体得できれば、アナルは覚醒すると思って間違いない。
肛門に何らかの物理的な感覚が存在するということは、そこに神経が存在するということである。性感もまた神経が存在してこその感覚であるから、神経が存在するということは性的な感覚が発現するということなのである。
糞便や異物などの物理的な神経感覚を性的な神経感覚にメタモルフォーゼする作業を「開発」と言い、開発の末に性的な感覚を体得することを「覚醒」と言うのだ。人間の身体はアナルが覚醒するように出来ているのだから、必ずやアナルは覚醒する。
指やアナルグッズを肛門に挿入しても、確かに初めのうちは異物感しか感覚できないかもしれない。だが、実はその「異物感」という感覚が存在することこそが重要なのである。
肛門拡張プログラム
数値目標35ミリ超
アナルが覚醒するためには開発が必要であり、アナルを開発するためには拡張が必要となる。開発するにせよ、覚醒するにせよ、先ずは異物を挿入できるように肛門を拡張しなければならない。
肛門を拡張する場合、当サイトでは「35ミリの壁」というものを設定している。径35ミリ以下のものは2週間もあれば挿入できるようになるが、それ以上のサイズとなると径1ミリ単位で挿入が困難となるのだ。そこで、当サイトでは径35ミリの壁を越えることを目標とする。
- アネロス・ヒリックス 最大径25ミリ
- エネマグラ・ドルフィン 最大径28ミリ
- ネクサス・レボステルス 最大径35ミリ
- みちのくディルドM 最大径37ミリ
- みちのくディルドL 最大径42ミリ
- おじゃマン棒 最大径45ミリ
当サイトの独断で、アナルグッズを代表する商品の中から6つを厳選してみた。異論反論はあるだろうが、ある程度は妥当な選択になっていると思う。
前半3つは前立腺マッサージ器具、後半3つはディルド。みちのくディルドLとおじゃマン棒は正直言って上級者やマニア向けの商品なので経験値が高くないと挿入できない。他の4つは35ミリを越えて拡張すればほぼ挿入できる「一般向け」の商品である。
特に、最大径37ミリのみちのくディルドMは日本人男性のペニスの標準的ななサイズとされているものであり、これが挿入できるようになると、アナニーにせよ、アナルセックスにせよ、プレイの幅がグッと広がるというものだ。故に、当サイトでは35ミリ超を肛門拡張の数値目標とする。
肛門を拡張するための道具
当プログラムでは、35ミリ超に肛門を拡張するために以下3つの道具を使用する。
- ステップアップ拡張プラグ
- スーパーボリュームフィットプラグ
- 潤滑剤またはローション
なぜこの3つかと言えば、理由は単純、当方が実際に肛門を拡張する際に使用したものだからである。当然のことながら、他にも無数のアナルグッズはあるだろうが、自分が実際に使ったものが最も説明しやすい。よって、当プログラムでは上記の3つの道具を使用する。
1.肛門拡張用メインプラグ
当方が肛門を拡張するためにメインの道具として使用したものはNLSのオリジナルグッズ『ステップアップ拡張プラグ』である。商品名に明記されている通り「拡張」だけに特化された珍品とも言える商品なので是非とも試してみたいと思い購入した次第である。
肛門を拡張する定番の方法と言えば、複数のプラグを使うやり方。小さいプラグから始めて、そのプラグが挿入できるようになったら一回り大きなプラグで拡張し、その一回り大きなプラグが挿入できるようになったら更にもう一回り大きなプラグで拡張していく作業を繰り返すというやり方である。
だが、ステップアップ拡張プラグの場合、17ミリ、25ミリ、34ミリ、39ミリ、4つのアナルプラグを4段で1つに重ねたような形になっており、数値目標35ミリ超はおろか、最大39ミリまでの肛門拡張がこれ1つで出来てしまうのだ。
実際に使ってみると、1段目の17ミリは初日でクリア、2段目の25ミリは3日目でクリア、3段目の34ミリは7日目でクリアできた。1段1段が拡張の目安となり、1段拡張するごとに「ステップアップ」していく達成感がある。
だが、当方もご多分にもれず、4段目の39ミリで行き詰まってしまった。4段目もほぼ全てが挿入できるところまでは行くのだが、どこか一部だけが引っ掛かってしまって、どうしても4段目全体を丸々スッポリ飲み込むことができないのだ。
4段目を完全に制服するには結局のところ2週間ほどの期間を要することになったが、これこそが正に「35ミリの壁」だったのである。
2.肛門拡張用補助プラグ
35ミリの壁やそれ以前の壁に突き当たった際に使用する道具が補助用のアナルプラグ『スーパーボリュームフィットプラグS』である。
ステップアップ拡張プラグだけでも拡張することは可能であるが、拡張が行き詰まった時にそのまま無理に押し込むと肛門括約筋の断裂という事態にもなりかねない。そうなると、アナル性感どころか日常的な排便すらままならなくなることもあるので注意が必要である。
補助用アナルプラグは必ずしもスーパーボリュームフィットプラグSである必要はないが、先が尖っており、径が一定の角度で太くなって行く形状のものがよい。先端部分が団子状のものや最初から径が太いものは「補助用」という観点からすると、挿入する際に肛門で引っ掛かることがあるため推奨できない。
同じ理由でステップアップ拡張プラグも1段1段の径が急激に太くなる形状をしているので、拡張に行き詰まった際にそのまま無理に押し込むことは、肛門括約筋の断裂などの事故につながる恐れがあるので控えた方が無難である。
その点で、スーパーボリュームフィットプラグSは「補助用」としての条件が揃っている。一定の角度で太くなっていく形状もベストなら、最大径も40ミリありステップアップ拡張プラグの最大径39ミリをカバーしている。
因みに、スーパーボリュームフィットプラグにはSサイズの他にMサイズとLサイズがあるが、それぞれの最大径は50ミリと60ミリとなっている。当然のことながら、どのサイズを使用しても構わないが、サイズが大きくなるほど値段も大きくなる。
- Sサイズ──税抜き880円
- Mサイズ──税抜き1480円
- Lサイズ──税抜き1980円
尚、当商品はステップアップ拡張プラグとは異なり、そもそもが拡張用のアナルプラグではない。その用途は性感を得るためのアナルプラグであることを追記しておく。
3.潤滑剤またはローション
潤滑剤やローションは必須。これを使わないで唾液などで潤滑剤の代替とすると、挿入する分にはまだしも、挿入した後、腸が唾液の水分を吸収してしまい危険である。
プラグを肛門から抜く時に、プラグが腸や肛門に張り付いてしまい、腸壁を傷つけてしまう恐れがあるのだ。最悪、プラグに直腸の肉片が付着していることもある。だが、潤滑剤やローションをプラグに塗っておけば、絶対にないとは言い切れないが、そのような事故や怪我が劇的には減少することに間違いはない。
当方が潤滑剤として使用しているものは『ブランシークレット』という半水溶性シリコンジェルである。『お散歩アヌスL』というアナルプラグを挿入したまま1日過ごすことがあるが、ブランシークレットを潤滑剤として使用していてプラグと腸壁が張り付いたことは一度もない。俗に言う「ローション切れ」のない高性能な潤滑剤である。
ただ、潤滑剤やローションに関しては必ずしも当商品である必要はない。ステップアップ拡張プラグおよびスーパーボリュームフィットプラグはシリコン製のアナルプラグであるが、実はシリコン製のグッズにシリコン製の潤滑剤やローションを使うとグッズが劣化するという。よって、劣化の恐れが気になる方は他のものを選択した方が無難であろう。
肛門拡張プログラム6つの手順
当プログラムは6つの手順で構成されている。手順0から手順3までは肛門拡張作業の準備段階、手順4と手順5が実際に肛門の拡張に関わる主要な工程となる。
手順0以外の工程は基本的に入浴時に行うものとする。肛門に異物を挿入するのだから、プラグや指に糞便が付着し、更にはプラグや指に付着した糞便が家具や寝具など他所に付着するという汚物の連鎖という心配事が常に付きまとう。
その点、入浴時ならば付着したものをすぐに洗い流せるので、「心配事」のストレスがほぼなくなり、肛門を拡張することだけに集中できるという利点がある。
更に「心配事」を軽減したい場合は、1週間に1度の割合で腸内洗浄をして宿便を排除しておくとよい。当方は、バケツに人肌に暖めた湯を張り、それをトイレに持ち込んで『エネマシリンジ』で注入して腸内洗浄している。
当肛門拡張プログラムは1日10分ほど、当方が1段目から4段目まで完全制覇するのに約3週間を要したように、全期間1ヶ月未満で完了するプログラムである。
コツはただひとつ、1から5までの手順を1日もサボらずにキッチリと遂行することだけである。慌てず焦らず確実に35ミリ超の数値目標を達成し、最終的にはステップアップ拡張プラグ4段目39ミリのコンプリートを目指していきたい。
手順0 ステップアップ拡張プラグの尖端を切る
この手順は任意であり、当方の経験談としてお読み頂きたい。それ故に、手順を「0」とした。
当方が肛門を拡張する際、先ず初めにすべき作業はステップアップ拡張プラグの尖端部分を切り取ることだったと後悔している。
1段目の先にある尖端部分が腸壁に突き刺さるほど鋭利なため、挿入した際に腸壁に穴を開けてしまう恐れがあるのだ。
当方は最初この部分を切り取らずに拡張作業をしていたのだが、ステップアップ拡張プラグを肛門から抜き取る度に尖端部分に鮮血が付着していたものである。
直腸には痛覚がないので何も感じないが、逆に何も感じないから大丈夫だろうと考えがちなところが恐ろしい。腸壁の粘膜が破られて糞便が直腸の内部にダイレクトに浸食しいく様を想像するとゾッとする。
カットする際になるべくバリが出ないように注意深く切り取ったからであろうか、尖端部分をカットした後はステップアップ拡張プラグに血液が付着することはなくなった。
手順1 肛門周辺の洗浄と揉みほぐし
手順1から入浴時の作業となるが、入浴する前に必ずトイレに行き便を排出し腸内をスッキリさせておく。仮に大便が出なくても構わない。拡張はアナルプレイそのものではなく「準備」にすぎないので、排便できてもできなくてもそれほど神経質になることはない。そのまま入浴し手順1の工程に入る。
入浴時の最初の作業は、中指と薬指をくっ付けて肛門周辺を石鹸などで洗いながら揉みほぐし、肛門に異物を挿入できるように「アナルを作る」基礎となる作業となる。
両指をくっ付けたまま付け根から曲げつ伸ばしつして、指紋がある辺りの指肉部分で肛門一帯を何度も優しく押し込んで行く。肛門括約筋の辺りを押すとキューっとするような違和感を感じるはずなので、その違和感が薄らぐまで揉み続ける。
もし全く違和感が薄れない場合は、プラグの挿入は我慢して数日かけて違和感が薄れるようになるまで徹底的にマッサージだけを行う。
違和感とは即ち、肛門括約筋が緊張している状態=筋肉が固まっている状態であり、違和感が薄れるということは肛門括約筋が弛緩した状態=筋肉が柔らかくなった状態ということである。
肛門括約筋が緊張している間は、筋肉の断裂などの事故や怪我につながり兼ねないので異物の挿入はしない方がよいのだ。
逆に肛門括約筋が弛緩した場合、異物を挿入しても危険度がゼロにはならずとも激減することに間違いはない。出来れば違和感がなくなるまで丁寧に揉みほぐしたいものである。
手順2 アナルプラグに潤滑剤を塗布する
手順1で手が濡れているはずなので一度タオルで手の水分を取り除いてからステップアップ拡張プラグに潤滑剤を塗布する。
ステップアップ拡張プラグの1段目から順番に4段目まで、人差し指で潤滑剤を伸ばしながら塗り残しがないようにケチらずタップリと塗っていく。
塗り残しがあると、プラグの塗り残した部分に腸壁が貼り付いてしまう恐れがあるので、目視で確認しながら塗り残しがなくなるまで同じ作業を繰り返す。
尚、4段目より下の持ち手になる部分と底面部分に潤滑剤を塗布すると手がツルツル滑って拡張作業が困難になるので、その部分に潤滑剤が付着した場合はタオルで潤滑剤を拭い取る。
手順3 肛門内部と肛門周辺に潤滑剤を塗布する
更に潤滑の度合いを増すために、肛門の周辺と内部に潤滑剤をケチらずにタップリと塗布していく。
塗布する部分は肛門周辺と内部であるが、必要以上に広範囲に塗布する必要はない。具体的にはステップアップ拡張プラグを挿入する際に、プラグが接触するであろう肛門の周辺および内部に潤滑剤を塗布すればよい。
肛門内部への塗布については、ステップアップ拡張プラグが挿入される長さ以上に深い部分まで塗布しなくてよいが、更なる「安全」を期す場合には浣腸器やシリンジを使って潤滑剤を直腸にまで注入すると余計な心配事がなくなり「拡張」に集中できるというものである。
尚、塗布する際に使う指は、人差し指よりも中指の方が塗りやすく、肛門の奥まで挿入しやすい。その際、潤滑剤をマッサージクリームと見立てて、肛門内部と肛門周辺を揉みほぐす要領で塗布して行くと更に筋肉がほぐれる。
手順4 拡張の限界を探り当てる
筋肉のほぐしや潤滑剤の塗布が済んで「下準備」が整ったところで、いよいよアナルプラグを肛門に挿入していく。
初めてアナルプラグを挿入する場合も、ある程度アナル拡張の経験がある場合も、ステップアップ拡張プラグの1段目から恐る恐る挿入することが無難である。
早く拡張したいという焦る気持ちは誰にでもあろうが、そんな気持ちはグッと抑制し、挿入する角度や力の入れ具合を、指と肛門とアナルプラグに相談しながら慎重にゆっくりと、そして確実に探って行くのだ。
ある時はアナルプラグを肛門の角度に合わせて真っ直ぐに押し込んだり、またある時は左回りや右回りに小刻みに回転させながらねじ込んだり、どうすれば挿入しやすいかを観察および考察しつつ肛門の奥へ奥へと進めて行く。
コツとしては、息を吐く時にプラグを押し込むと挿入しやすい。ゆっくりと1、2、3、4と数を4つ数えながら息を吐き、その呼吸のリズムやテンポとシンクロさせるようにプラグを肛門内部へと進めて行くのだ。
吐息(とそく)が終わったら、次には4つ数を数えながら息を吸う。吸息(きゅうそく)する時はプラグが肛門から滑り落ちないように手を添えるだけにして何もせず、次の吐息と挿入に向けて準備を整える。
何度か吐息と吸息を繰り返しながらステップアップ拡張プラグを肛門の奥へと挿入して行くうちに、それ以上、肛門の奥に挿入できなくなる限界に達するはずである。
「限界」とは、肛門括約筋がそれ以上広がらなくなった状態のことであり、肛門拡張とはこの「限界」を少しずつ広げて行く作業のことである。
限界となるポイントを探り当てたら、事故につながるかもしれないので、それ以上はプラグを無理に押し込むことは控える。
そして、肛門にその時の限界を固定させるべく、括約筋をキュッ、キュッ、キュッと締めたり緩めたりしてからプラグをゆっくりと引き抜く。
引き抜いたメインプラグは次の手順5でも使用するので、適当な場所に放っぽらかしにせず、必ずすぐに手に届く場所に立てた状態で置いておく。
手順5 拡張の限界を拡張する
メインプラグ=ステップアップ拡張プラグで限界を探り当てたら、次はその限界を押し広げるべく補助用プラグ=スーパーボリュームフィットプラグに道具を持ち変える。
2段目以上の拡張が終わっている場合、メインプラグを抜き取った直後は、肛門が閉じることなくポッカリと開いたままになっているはすである。試しに小指を挿入してみるがよい。普段では考えられないほどスンナリと挿入できるに違いない。
小指が挿入できたら今度は中指を挿入してみる。中指が挿入できたら、ここで再び肛門や直腸をマッサージしながら潤滑剤を塗布する。
肛門や直腸に潤滑剤を塗り終えたら、スーパーボリュームフィットプラグにもケチらずタップリと潤滑剤を塗り、いよいよ拡張の限界を拡張する作業に移る。
手順4の最後で、肛門をキュッキュッと締めたり緩めたりして「限界」を固定させておいので、補助用プラグを挿入するとスルスルと「限界」の位置にまで達するはずである。
前手順では限界がどこにあるのか分からなかったため、肛門括約筋が断裂しないように慎重にメインプラグを挿し込んで行ったが、手順5ではやはり慎重にではあるが無理のない程度に力を込めて拡張の限界を押し広げて行く意識を持つ。
手順5でも、手順4と同じ要領で吐息と吸息を繰り返しながら、補助用プラグを真っ直ぐに押し込んだり、左回りや右回りに小刻みに回転させながらねじ込んだりする。
拡張の限界が拡張できたのではないかと感じたら補助用プラグを抜き取り、再びメインプラグに持ち変えて実際に拡張の限界が拡張されたかを確認してみる。
拡張できていないと感じたら再び補助用プラグに持ち変えて、限界を押し広げるべく拡張作業を行い、拡張できていればメインプラグを挿したまま新たなる「限界」を探り当てて行くのだ。
手順5の基本的な作業は以上である。メインプラグと補助用プラグを小まめにスイッチしながら、限界→拡張→確認、この3つを繰り返して少しずつ少しずつ肛門括約筋を押し広げて行くというだけのことである。
限界→拡張→確認、この単純な作業を繰り返していれば、数値目標35ミリを達成し、最終的にはステップアップ拡張プラグ4段目39ミリを完全に制覇できるという算段である。
以上が当方が実際に行った肛門を拡張した方法である。当然の話ではあるが、当プログラム以外にも肛門を拡張する方法など無数に存在する。どの方法を採用しても、ひとつだけ断言できることは、間違ったやり方でなければ、誰にでも肛門は拡張できるということである。
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