ほぐし作業=肛門マッサージのやり方:ドライオーガズムの準備作業②

¥アネロスやエネマグラを挿入してドライオーガズムを楽しむ前に、必ず行わなければならない準備作業が2つある。腸内洗浄と肛門マッサージである。

この2つは別々の作業ではあるが、2つで1セットとなっている。必ず最初に腸内洗浄を行い、次にほぐし作業を行う。当記事では、この2つの準備作業のうち、ほぐし作業=肛門マッサージを取り上げたい。

尚、腸内洗浄のやり方に関しては、当サイト別記事「腸内洗浄のやり方」を参照していただきたい。

ほぐし作業をする理由と意義

腸内洗浄が終わったら、アナル性感の世界で言うところの「ほぐし作業」=肛門マッサージの工程に進む。ほぐし作業を行う理由は2つある。

  • 怪我や事故を防ぎ、アナルの感度を上げる
  • 前立腺マッサージ器具が抜けることを防ぐ

怪我や事故を防き、アナルの感度を上げる

肛門括約筋が硬直したままプレイに臨むと、体勢を少し変えただけで肛門断裂など不測の怪我や事故が起こることがある。逆に、肛門括約筋を十分にほぐしさえしていれば、怪我や事故が起こる可能性を軽減できるのだ。

また、ほぐし作業には怪我の防止のみならず、複数の利点がある。先ずは血行が促進される→血行が促進されると神経が活性化する→神経が活性化されるとアナルの感度が上がる、このような正の連鎖が起こる。

アスリートが競技や試合の前に、高いパフォーマンスを発揮するために柔軟体操などの入念な準備運動をするのと同様、我々アナラーも前立腺マッサージ器具を挿入する前に、入念なほぐし作業をしなければ最高のパフォーマンスを発揮できない。

前立腺マッサージ器具が抜けることを防ぐ

肛門括約筋が硬いと、その硬い分だけ器具の動きが制約されることになる。器具が稼働する自由度が低下し、自分が動かしたいように器具が動いてくれない事態となる。

前立腺マッサージ器具は、頭部から根元にかけて上下に自由に動かなければ本来の機能を発揮できない造りになっている。器具が動くメカニズムを当サイト別記事「アネロスやエネマグラが勝手に動くPC筋の動かし方と呼吸法」から引用してみよう。

直腸が大便などの異物を排出しようとする直腸の動きを「蠕動運動」という。直腸壁がミミズのように伸びたり縮んだりしながら大便を肛門に向かって運ぶ動きを指している。
前立腺マッサージ器具も直腸からすれば大便と同様に異物となるので、当然のことながら直腸は器具が挿入されるとそれを異物として排出しようと蠕動運動を起こす。
ところが器具は構造的に直腸の内部へと進むような形状に設計されているため、直腸が異物を排出しようとしても排出できない。逆に排出しようとした力の分だけ反作用の力が働き、器具は直腸の内部に戻ろうとするのだ。
前立腺マッサージ器具は、この作用反作用の働きによって出たり戻ったりを繰り返す時に、器具のヘッド部分が腹側と背中側を行ったり来たりするように設計されている。

前立腺マッサージ器具は、出たり入ったりの上下運動をすることによって、前立腺マッサージ器具が、文字通り、前立腺をマッサージする器具として機能するのだ。

ところが、肛門括約筋がほぐれていないと「出る」か「入る」かの一方向にしか器具が動かなくなってしまう。


器具の頭部を肛門に挿入すると、肛門括約筋の力で、器具は勝手に根元の方向に引き込まれて行く。この時に肛門括約筋が硬直していると、理屈の上では延々と頭部から根元へと一方向に引き込まれ続けるのだ。

だが、現実的には、根元にはアパットメントやKタブなどの頭部と交差するパーツがあるので、そのパーツがストッパーとなり根元で止まることなる。

だが、逆に根元から頭部への動きが働くとどうなるだろうか?

頭部から根元への動きと同様、理屈の上では延々と根元から頭部に向けて一方向に動くことになる。この場合、頭部の先にはストッパーになるものがない。

結果、器具が肛門から抜けてしまうことになるのだ。この原理が前立腺マッサージ器具が抜ける原因のひとつとなっている。

それでは、この問題を解決するにはどうしたらいいだろうか?答えは明白であろう。単純に肛門を柔らかくなるまで揉みほぐせばよいのだ。以下がほぐし作業のやり方となる。

ほぐし作業のやり方

肛門縁を揉みほぐす

肛門縁とは、外側から「*」のように見える、俗に言う「ケツの穴」ことである。一般的に「肛門」と言った場合、この肛門縁のことを指す。

先ずはこの肛門縁を揉みほぐす。やり方は当サイト別記事「アナルオーガズム肛門拡張編」で書いたやり方とほぼ同じなので引用しよう。

冒頭に「石鹸などで洗いながら揉みほぐし」とあるが、これを「ローションを塗布しながら揉みほぐし」に差し替えてお読みいただきたい。

最初の作業は、中指と薬指をくっ付けて肛門周辺を石鹸などで洗いながら揉みほぐし、肛門に異物を挿入できるように「アナルを作る」基礎となる作業となる。
両指をくっ付けたまま付け根から曲げつ伸ばしつして、指紋がある辺りの指肉部分で肛門一帯を何度も優しく押し込んで行く。肛門括約筋の辺りを押すとキューっとするような違和感を感じるはずなので、その違和感が薄らぐまで揉み続ける。
(中略)
違和感とは即ち、肛門括約筋が緊張している状態=筋肉が固まっている状態であり、違和感が薄れるということは肛門括約筋が弛緩した状態=筋肉が柔らかくなった状態ということである。

要約すると、中指と人差し指をくっ付けて、違和感がなくなるまで肛門縁を優しく押し込むということになる。

肛門管を揉みほぐす

違和感が薄れて来たら、次に肛門管をほぐす。
肛門管とは、肛門縁から直腸に至るまでの糞道のことで、長さは5㎝ほど。

肛門の中に指を挿入して、この肛門管をマッサージするのだ。肛門管をマッサージするには、中指と薬指の2本ではなく、人差し指か中指を一本だけ使う。

挿入の仕方は、当サイト別記事「腸内洗浄のやり方」で解説した肛門管にローションを塗布する方法と同じである。引用してみよう。

  1. 肛門の外側から穴にかけてクルクルと螺旋状に指を回す。
  2. 穴まで辿り着いたら、力を入れずとも指が入るポイントまで指を肛門内に挿入する。
  3. 指先に力を入れて、指先から指紋までの長さ分だけポイントを越えて肛門の奥へと挿入する。肛門括約筋の締まりが強い場合、大きく息を吐きながら肛門を弛めると挿入しやすい。
  4. ポイントを越えて指を入れたら、その指先を右回り左回りとクルクルと回転させ、肛門管360度にローションを塗布する。

1から4までの工程を、その都度ローションを追加しつつ、指先が肛門管を抜けて直腸の空洞に達するまで繰り返す。

指先が直腸の空洞まで達したら、指を肛門から完全には抜かず、何度かズッポズッポと肛門に抜き差ししてみる。指を挿入する度にスンナリ直腸内の空洞まで貫通したら、今度は指を完全に引き抜く。

ほぐし作業は腸内洗浄の後に行う工程となる。腸内洗浄を済ました時点で、肛門管は既にある程度開いているはずだ。故に、当工程で指を直腸の空洞にまで貫通させることはそれほど難しくない。

指をズッポズッポと肛門管に抜き差しするだけでもマッサージ効果はあるが、更にマッサージ効果を高めるために、肛門管に指を通す時に管を外側に押し拡げて拡張する意識を持つとよい。肛門管の表面だけでなく、より内部にある筋肉をも揉みほぐすことになる。

キチンとマッサージが出来ている場合、フカフカな質感に肛門管が膨らんで来るはずである。肛門がそのような状態になるまでほぐし作業を続けるのだ。