A10ピストンSA&A10ピストンBASIC&NLSピストンのスペックの違いを比較する

オナホール
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当記事のテーマ

ピストン式電動オナホールの最高峰と言えば、RENDS社から発売されているA10ピストンSAであることに異存あるまい。男であれば誰もが一度は試してみたい逸品ではあるが、いかんせん値段が約4万円と高額でなかなか手を出せない。

A10ピストンSA
A10ピストンSA

片や、その廉価版が、やはり2018年に発売された通販NLSのオリジナル商品『NLSピストン』と2021年に発売されたRENDS社の『A10ピストンBASIC』である。
A10ピストンBASIC
A10ピストンBASIC
NLSピストン
NLSピストン

当記事のタイトルには「スペックの違いを比較する」との文言があるが、予め言っておかなければならないことは、A10ピストンSAと、NLSピストンおよびA10ピストンBASICを比較した場合、どうしてもA10ピストンSAが勝ってしまうということである。

そこで当記事は、3機種の単純な比較ではなく、NLSピストンおよびBASICがA10ピストンSAの何を「引き算」して値段を安くしているのかということをテーマとして比較検討を進めてみたいと思う。

スペック比較

それでは、3機種の比較と参ろう。
尚、3機種はそれぞれ以下の通りに略して表記する。また、列挙する順番はアルファベット順とする。

A=A10ピストンSA
B=A10ピストンBASIC
N=NLSピストン

値段

  • A 税抜き価格39800円
  • B 税抜き価格18170円
  • N 税抜き価格11800円

当記事のテーマ「NLSピストンおよびBASICがA10ピストンSAの何を『引き算』して値段を安くしているのか」という観点からすると、先ずはABN3機種の実売価格を比較せねばなるまい。

Aのこの価格は通販NLSで販売されている価格であるが、Aと比較すると、Bは2分の1程度、Nは3分の1程度の価格となっている。

即ち、当記事のテーマからすると、Aの約2分の1を引き算したものがB、Aの約3分の2を引き算したものがNということになる。それではその「引き算」の要素は何か、それを検証していこう。

寸法と重量

  • A 全長362㎜全幅170㎜高さ142㎜ 重量2350g
  • B 全長325㎜全幅105㎜高さ110㎜ 重量1415g
  • N 全長360㎜全幅160㎜高さ156㎜ 重量1562g

寸法を比べてみると、AとNは幅が少し広いか高さが少し高いかの違いがあるだけで、全体的なサイズ感に関してはあまり変わらない。BだけがAとNに比べてコンパクトなサイズ感となっていることが分かる。

上からABNの順番で画像を並べてみる。

重量に関しては、A=2350g、B=1415g、N=1562gとなっている。これは主に駆動方式に関わるメカニックに要する重量の違いである。

Aには高性能の冷却ファンや「レールポジション式」というメカニズムが機構的に複雑で部品を多く使う分、重量が大きくなっているのだ。そして、このメカニズムの違いが「引き算」の最大の要因と言って過言ではない。

駆動方式

  • A レールポジション式
  • B クランク式
  • N クランク式

この「駆動方式」の違いが両機種の最大の違いである。RENDS社がAのレールポジション式という駆動方式を開発するのに5年の時間を要しており、それが「開発費」として価格に載せられているのだ。

片やBとNの方は、Aを開発する途上でボツとなったクランク式という駆動方式を採用している。レールポジション式に比べてシンプルな構造になっていることが分かる。

むろん、商品として十分な能力を備えた機構ではあるが、開発費がかかっていない分、価格を押さえられるということになる。この件に関しては、NLS公式サイト『NLSピストン』商品解説ページに記載されているので引用しておこう。

惜しくも選考から漏れた、クランク式プロトタイプの存在を知ったNLSは、せっかくつくった試作機をムダにするくらいなら、NLSオリジナルモデルとして販売させてもらえないかと、RENDSと直接交渉。その結果、RENDS開発過程の試作機を、ほぼそのまま量産仕様にブラッシュアップさせ(中略)開発費がほとんど掛かっていないので、めっちゃ安くできた

通販NLS『NLSピストン』

レールポジション式とクランク式を比較すると、動きの滑らかさや後述するトルクや静音性の点で違ってくる。Aが電動オナホールの最高峰となっているのは、この駆動方式に因るところが大きい。

位置制御センサー

  • A 搭載あり
  • B 搭載なし
  • N 搭載なし

「位置制御センサー」とは、ペニスなどの抵抗に応じて自動的に出力を調節するもので、簡単に言えば抵抗で機械が止まりそうになるとそれを感知して出力を上げて止まらないようにする仕組みのことである。Aには搭載されているが、他2機種には搭載されていない。

トルク

  • A 全スピードで一定トルク
  • B 全スピードで一定トルク
  • N 低速時のトルクで弱

トルクとは簡単に言えば、ぺニスを挿入した時に機械がキチンと稼働するかどうかということである。トルクの弱い電動オナホールの場合、ぺニスを挿入するとそれが抵抗となり、ピストン運動をしなくなる=止まってしまうことがあるのだ。

高速でピストンさせた時は3機種とも当然のごとく力強く稼働するが、低速でピストンさせた場合、Aはもちろんのこと、Bに関しても広告で「超低速〜中速域重視」を謳っており稼働する。だが、Nは状況によっては稼働しなくなることがある。特に巨根の持ち主は抵抗が強くなるので要注意である。

このトルクの強弱の差がレールポジション式とクランク式の違いのひとつということである。そしてそれがまた「引き算」の要素となっているということである。

静音性

  • A 聞き耳を立てれば気になる
  • B AとNの中間
  • N 日常会話程度

静音性とは騒音問題と同じ意味である。電動オナホールの場合、駆動音=騒音が他人に聞こえてしまうのではないかという宿命が常に付いて回るものである。

3機種とも駆動音は発生するが問題はその程度であろう。Aは「たぶん大丈夫だろう」という程度、Nは「もしかしたら聞こえているかもしれない」という程度、Bはその中間と言ったところであろうか。

だが、これらの「程度」は目安に過ぎず、各々の住宅事情によって相対的に変化するものである。例えば、集合住宅の場合、角部屋か両隣に部屋があるか、部屋の壁が薄いか厚いかなどの要因により状況は異なってくる。

電源

  • A リチウムイオンバッテリー充電式
  • B リチウムイオンバッテリー充電式
  • N AC電源式=非充電式

AとBは充電式、Nは非充電式であるが、これは電源コードの有無で取り回しの良し悪しの問題に関わってくる。AとBはコードレスで使用できるので取り回しは良い。一方、Nはコードを繋ぎっ放しで使用するので取り回しは悪い。

連続稼働時間については、AとBが満充電2時間連続稼働2時間、Nが理論上無限となるが、長時間の連続稼働はモーター焼けなどの故障の原因ともなるので、3機種ともクールダウンを考えながら連続稼働していきたい。

ピストン動作&スピード調整

  • A ピストン動作7種類&速度調整7段変速
  • B ピストン動作1種類&速度調整7段変速
  • N ピストン動作1種類&速度調整無段階変速

ピストンの種類はAが7種類。
BとNが単純なピストン運動1種類でピストンする速度は変えられる。

Aのピストン動作7種類は以下の通り。

  1. ストレートモード
  2. ハンドジョブモード
  3. ブロージョブモード
  4. ディープスロートモード
  5. イラマチオモード
  6. インサートモード
  7. ランダムモード

モード名を羅列しただけでは分かりづらいであろうから、7種類の実際の動作についてはRENDS社公式=VORZE公式のYouTube動画があるのでそちらで確認いただきたい。https://youtu.be/tbXYUdVxW14?si=m22yAuOiha7xtIWO
尚、YouTubeの年齢制限設定を解除していない場合「この動画には年齢制限が設けられており、YouTubeでのみご視聴いただけます。詳細」と表示される。その場合はその下の「YouTubeで見る」をクリックまたはタップすると閲覧可能となる。

 
片や、BとNのピストン動作はAで言うところの「ストレートモード」の1種類だけとなる。また「無段階変速」とは最低速度から最高速度までツマミを指で回すことによって速度を調整することを意味する。

Aがデジタル制御による7種類7段階変速なのに対し、BとNは単純なピストン運動1種類のみ。速度調節に関してはBがデジタル制御7段階変速、Nが手作業によるアナログライクな速度調整となっている。この違いが「引き算」の要素となっていることは言うまでもない。

VR動画との同期

  • A +1D規格のVR動画とのみ同期
  • B 同期なし
  • N 同期なし

VR動画との同期とは、動画ソフトの動きと電動オナホールの動きがシンクロすることを言う。Aは同期するがNは同期しない。これも「引き算」の要素であろう。

また、+1D規格とはVR動画と外部機器を同期させることを前提にして作られた動画規格のことである。即ち、Aは+1D規格のVR動画のみ同期が可能となっており、VR動画なら何でもいいという訳ではないので注意が必要となる。

+1D規格に対応した動画配信サイトは複数あるが、アダルト作品に特化した場合、アダルトフェスタという動画配信サイトがあり、RENDS社もアダルトフェスタの動画を閲覧することを前提として開発を進めた模様である。

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専用固定具『スタンドベーシック』『VORZEアームスタンド』『電オナホルダー』

  • A 対応
  • B 対応
  • N 対応

この件に関しては3機種とも対応している。
専用固定具『スタンドベーシック』『VORZEアームスタンド
』とは、ABN3機種およびA10サイクロンSA+PLUSに共通した専用のオナホール固定具である。
スタンドベーシック
VORZEアームスタンド
電オナホルダー

ABN3機種を使用する際、この固定具があるのとないのとでは大きな違いが出てくる。理由は下掲した当サイト別記事「A10サイクロンSA+PLUS&A10ピストンSAのオナホール固定具スタンドベーシック、アームスタンド、電オナホルダー」からの引用をお読みいてだきたい。

例えば、A10ピストンSAの場合。
手で持って本体を稼働すると、その本体の動きに手が持っていかれてA10本体も動いてしまい、ピストンの効果が殺されてしまう。ところが、固定具で本体を固定すると、ピストンの効果はほぼ100%発揮されることになるのだ。

当サイト当該記事

専用オナホール

  • A 対応
  • B 対応
  • N 対応

Aには豊富な数の専用オナホールがあり、BとNでもその専用オナホールがそのまま使える仕様になっている。尚、専用オナホールの詳細に関しては当サイト別記事「A10ピストンSA専用ホール全種類比較」を参照していただきたい。

比較一覧表

最後に解説説明文を省いた両機種のスペック比較だけを掲載する。

【値段】

  • A 税抜き価格39800円
  • B 税抜き価格18170円
  • N 税抜き価格11800円

【寸法と重量】

  • A 全長362㎜全幅170㎜高さ142㎜ 重量2350g
  • B 全長325㎜全幅105㎜高さ110㎜ 重量1415g
  • N 全長360㎜全幅160㎜高さ156㎜ 重量1562g

【駆動方式】

  • A レールポジション式
  • B クランク式
  • N クランク式

【位置制御センサー】

  • A 搭載あり
  • B 搭載なし
  • N 搭載なし

【トルク】

  • A 全スピードで一定トルク
  • B 全スピードで一定トルク
  • N 低速時のトルクで弱

【静音性】

  • A 聞き耳を立てれば気になる
  • B AとNの中間
  • N 日常会話程度

【電源】

  • A リチウムイオンバッテリー充電式
  • B リチウムイオンバッテリー充電式
  • N AC電源式=非充電式

【ピストン動作&スピード調整】

  • A ピストン動作7種類&速度調整7段変速
  • B ピストン動作1種類&速度調整7段変速
  • N ピストン動作1種類&速度調整無段階変速

【VR動画との同期】

  • A +1D規格のVR動画とのみ同期
  • B 同期なし
  • N 同期なし

【専用固定具『スタンドベーシック』】

  • A 対応
  • B 対応
  • N 対応

【専用オナホール】

  • A 対応
  • B 対応
  • N 対応

【通販NLS公式サイト広告】

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