大魔王ヴィーナスシリーズ全種類比較

ヴィーナスシリーズは大人のおもちゃ大魔王自社工場製オリジナルオナホールの第2弾として2010年に発売されたものである。シリーズは『リアル』『クローン』『クロス』の全3種類。

上記の3つのリンクにはシリーズ全3種類それぞれの商品解説ページであるが、大魔王公式サイトにはヴィーナスシリーズ全種類を同時に比較検討できるページは存在しない。そこで当サイトでは、ブログの強みといったところであろうか、シリーズ全3種類を画像を交えながら同時に比較できるように構成してみた。比較検討の参考となればこれ幸いである。

ヴィーナスシリーズの共通点

形と色

形や色などのデザイン性に関する共通点は、使用感という観点からするとそれほど重要とは思われない。故に、当記事ではリアル、クローン、クロスとも、オナホール本体の形状やエラストマー素材ごとのカラーリングは全て共通しており、外見的なデザインからは3種類を区別することは出来ないとだけ記しておこう。

因みに、大魔王公式サイトのリアル、クローン、クロス、それぞれの商品解説ページに添付されている上の画像のアドレスは全て”https://daimaoh.co.jp/ho/pre/venus2_01.jpg”で同じものが流用されている。これは即ち、3種類の外見上の違いはないことの証左である。

重量と寸法

形や色よりも、3種類に共通する特徴として特筆すべきことは重量と寸法である。この2つの要素が使用感に関して重要な役割を果たしている。

標準的な中型ハンドホールの重量は200グラムから400グラムが相場。それに対して、当シリーズではリアルが670グラム、クローンとクロスが660グラムとなっており、素材を多めに使用した設計となっている。

大きさに関しても、標準的な中型ハンドホールの握り部分の直径は60ミリ前後のものが多い中、当シリーズの直径は75ミリ。差し引き15ミリ程度の差ではあるが、この数字に円周率を掛けると、握り具合に直結する円周が50ミリ弱=約5センチほど違ってくる。故に、片手では少しグリップしづらい太さとなっている。

それに比例して容積の比較ともなると、円柱の体積を求める公式「半径✕半径✕円周率✕高さ(長さ)」を当てはめてみればその差は歴然。ヴィーナスシリーズは、大型ハンドホールと言い切ってしまうには少しばかり躊躇を感じるが、標準的な中型ハンドホールよりも素材を多めに使用した肉厚の設計となっていることが分かる。

ところで素材を多めに使うと何が違うかと言えば、それは「圧」。挿入した時にペニス全体360度にかかる圧力の質がまるで変わってくるのだ。内部構造の凹凸やバキューム感などとはまた別の、オナホールにとって重要な性感の要素である。

大型ハンドホールや据置型オナホールを使うと、標準的なハンドホールなど使えなくなるというが、それはこの「圧」が要因となっている。挿入した時の感覚が違うのだ。優しく包まれる感覚、ペニスなど動かさずとも、ただ挿れただけで気持ちいい。

ヴィーナスシリーズ3種類の重要な共通項は、肉厚な設計からくる「圧」であることを当サイトでは強調しておきたい。この「圧」が当シリーズの重要な性感の要素およびセールスポイントとなっていることに間違いはない。

価格

価格に関しては3種類ともに共通。定価が税別6890円、実売価格が税別4800円となっている。素材を多めに使っている分、この価格になるのだろう。

標準的な中型ハンドホールの価格相場といえば2000円台。それ故に、数字だけ比較すると「高い」と感じられるように思われる。

だが、2000円台の素材使用量のオナホールでは「圧」を得ることは出来ない。いたずらに素材を多めに使って値段を吊り上げている訳ではないのだ。4800円は妥当な価格であると言えよう。

ヴィーナスシリーズの相違点

前述したように、外観からはヴィーナスシリーズ3種類の違いは判別できない。決定的な差異となる部位はホール内部の構造=イボやヒダなどの凹凸および溝の切り方であることに異存はあるまい。

第2節では、シリーズ3種類のホール内部の画像を並べながら、それぞれの相違点について比較考察していきたい。尚、画像は全て大人のおもちゃ大魔王公式サイトに掲載されているものを使用している。

挿入口

まず最初にそれぞれの挿入口の画像を並べてみる。順番は上からリアル、クローン、クロス。

外観からは区別がつかなかったものが、3枚画像を並べてみると、違いが判別できようになる。

リアルの内部の凹凸はヒダ、クローンとクロスの内部の凹凸はイボであることが分かる。更に内部の深奥がどうなっているか見てみよう。

見開き

同じくリアル、クローン、クロスの順番に並べてみる。

細部までは判然としないが、3種類とも完全に異なる内部構造を持っていることが分かる。

リアルはヒダが不規則に敷き詰められているような構造をしていることが観察できる。また、クローンとクロスに関してはホール壁面全体にイボが敷き詰められているが、クローンには蛇腹模様が、クロスにはいくつかの筋状の突起物が浮き出ていることが確認できる。

凹凸細部

同じくリアル、クローン、クロスの順番で画像を並べようと思うが、申し訳ないことにクロスのみ同じアングルから撮影されたものがないので割愛した。よって、リアルとクローンの画像のみとなる。

細部の様子が判然として来た。リアルには不規則なヒダが、クローンには小さなイボが敷き詰められていることが確認できる。尚、クロスにもクローンと同様に小さなイボが敷き詰められている。

また、リアルとクローン両者ともに、造形は異なるが、円形の突起物が確認できる。抽挿の具合が単調にならないようにするためのギミックであろう。この突起物をどのようにペニスにこすり付けるかで快感度が変わってくるものだ。

挿入する向きを上下逆さにしてみたり、左右横にしてみたり、はたまた挿入してから回転させてみたりと、工夫しながら挿入および抽挿すると快感の幅が広がる可能性がある。尚、画像を添付できなかったクロスにも同様に円形の突起物は存在する。

無次元加工という溝の切り方

これまでと同様にリアル、クローン、クローンの順番に画像を並べてみる。

オナホールの「ホール」とは「穴」の意味を持つ。上掲の画像を見ると、シリーズ3種類ともその穴はかなり狭く細いものであることが確認できる。

このようなホールの溝の切り方を「無次元加工」といい、その狙いはオナホールとペニスの密着度を高めることにある。

極端な話、ペニスの幅よりも穴が広ければ両者が密着することはあり得ない。穴が広ければ広いほど、ペニスと穴との密着度が低下することはモノの道理である。

逆に穴が狭ければ、ペニスとホールとの密着度が向上することもまたモノの道理。無次元加工のオナホールでは、穴の幅がペニスの幅よりも狭くなるので、両者の密着度は100%となる。

その無次元加工を施したヴィーナスシリーズ3種類であるが、画像を見れば分かる通り、3種類それぞれに溝の切り方が異なっている。

  • リアルは勾配の急なカーブが2つ
  • クローンは勾配の緩やかなカーブが1つ
  • クロスはほぼストレート

クロスのように溝の切り方がほぼ直線的なホールであれば、ペニスはスンナリとそれに沿って直進すればよいが、カーブがある場合、それが障害物となり、ペニスはその起伏している部分を押し分けて進まなければならない。

その際、オナホールの側はペニスに押し分けられた分だけ押し戻そうとする力が働く。物理学でいう作用反作用の法則、或いは弾性塑性の法則である。平たく言えば、ゴムの塊は押せば戻るという性質を持っており、その戻る際に発生する力こそが「圧」なのである。

この「圧」の掛かり具合は、カーブの勾配と数によって調整することができる。リアルには勾配が急な下降曲線と上昇曲線のカーブが2つ、クローンには緩やかな下降曲線のカーブが1つ。

カーブのような障害物があれば、ペニスにはそれを突破するための力が必要となる。カーブは1つより2つあった方が、そして勾配は緩やかなものより急なものの方がペニスが必要とする力は大きくなる。

ペニスにオナホールを押し分ける力が働けば、オナホールの側にはそれを押し戻そうとする力が働き、その押し戻そうとする力が「圧」となり、再びペニスの側にフィードバックされるという算段である。

溝の切り方ひとつ取っても三者三様であるが、まさか大人のおもちゃ大魔王がシリーズが3種類あるから安直に3通りの溝の切り方をしたという訳ではないであろう。

数年かけて開発した商品である。素材の量やホール壁面の凹凸などを考慮して、3種類それぞれが最良のバランスになるように調整した結果、溝の切り方が三者三様になったと考えたい。

オリジナルオナホール

バキューム効果

バキュームとは、ホール内部の空洞にある空気を抜いて真空状態を作り、ペニスとオナホールとの密着粘度を高める、オナホールユーザーにとっての常套手段である。

一度ホール部分を本体ごと潰して空気を抜いてからペニスを挿入するやり方と、ペニスをある程度挿入してからまだ挿入されていない空洞部分を潰して空気を抜くやり方の2つの方法がある。

ヴィーナスシリーズの場合、溝の切り方が無次元加工のため空洞部分が少ない。よって空気を抜いても真空状態を作り出すことが難しくバキューム効果はさほど期待できない。

だが、バキューム効果が全くない訳ではない。ペニスの感度は人それぞれ、密着粘度を少しでも高めたい場合、試さない手はない。意外なほどの効果を感じる可能性がないこともない。

クロスのみ素材3種類使用の理由

ヴィーナスシリーズで使用されているオナホール素材は、大魔王が自社工場を設立して数年かけて開発したもので、最も硬いレギュラーハードから最も柔らかいリッチソフトまで全部で5種類ある。

  • レギュラーハード
  • レギュラー
  • ソフト
  • ベリーソフト
  • リッチソフト

リアルとクローンに関しては5種類の全てが使用されているが、クロスだけはベリーソフトとリッチソフトの柔らかい素材2種類が使用されていない。

理由としては、クロスには柔らかい素材が適合しないからだと考えられる。ソフト以上の硬度をを持つ素材でなければ内部構造の効果が発揮されないということである。

別記事「究極のオナホール素材『リッチソフト』」でも触れたが、極端に柔らかい素材では内部構造の凹凸から来る刺激を感覚することが困難なのだ。

クロスの場合、前掲の画像で確認したように、ホール内部は凹凸が複雑、溝切りがストレートという構造になっている。その設計には、溝の切り方をカーブのない直線的なものにして、凹凸の純粋な刺激を際立たせようとする意図が感じられる。

極端に柔らかい素材では凹凸がつぶれてしまって、その効果や刺激を封殺してしまう可能性があるのだ。その意味で、クロスのみがシリーズの中で「刺激」を特に強調したモデルになっていると言えよう。

3種類の売上ランキング

大人のおもちゃ大魔王公式サイトのトップページに掲載されている売上ランキングによると、3種類の売上順位は①リアル②クローン③クロスの順となっている。

リアルとクローンに関しては、数年にわたり10位圏内に確実にランキングされており、特にリアルは大人のおもちゃ大魔王で販売されている全商品の中で最も売れている商品である。

なぜ数年間にもわたり、リアルやクローンがそれほどまでに売れ続けるのか?その理由は単純、リピーターの絶対数が多いからである。

新規購入⇒気持ちいい⇒リピート購入⇒固定客化のサイクルを10年にわたり繰り返した結果が現在のランキングに反映されているという算段である。

当然のことながら、売上ランキングが快感の優劣と直接的な関係にある訳ではないが、リピーターの絶対数が多いということは、それ相応の意味があることを否定することは出来ない。

最後に

これにて当記事「大魔王ヴィーナスシリーズ全種類比較」は終了と相成る。少しばかり長文の度が過ぎたことをご容赦いただきたい。

シリーズ各商品を使用した感想や評価については、当方一個人の偏向した独断よりも、一度に不特定多数の意見を閲覧するのがよい。

大人のおもちゃ大魔王公式サイトの各商品ページに掲載されている「商品レビュー(PC版)」或いは「レビュー一覧(スマホ版)」が最も参考になるので是非ともご精読を!

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