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エネマグラドルフィン
エネマグラ社前立腺マッサージ器具の中で入門器に設定されているドルフィン。有効長95mm、最大径28mm。
日本人の身体に適合するというコンセプトで設計されており、ピンポイントではなく面で前立腺を刺激するタイプ。器具の操作のやり方が分からなくても、面のどこかしらかが前立腺に当たる仕組みになっている。
・ドルフィンの基本的な使い方
仰向けに寝て足を伸ばしてドライオーガズムを待機する。その際、器具と床面が接触しないよう腰枕を置く。前立腺への刺激の強弱は膝を立てる角度で調整する。
刺激が強すぎて痛みを感じる場合は膝を立てる。逆に刺激を強くしたい場合は膝を伸ばす。更に刺激を強くしたい場合は足ピンや内股、または脚を交差させる。
肛門括約筋やPC筋などの骨盤底筋の締緩ではなく、膝の曲げ伸ばしで器具を操作するところがポイントである。この方法はドルフィンに限ったことではなく、メーカー問わず他器種にも使える技のひとつだ。
入門者からすれば、骨盤底筋で器具を操作する方法は、練習が必要であり難易度が高い。たが、仰向けに寝て膝を屈伸するだけなら、そのスキルは必要ない。徹底的に入門者、初心者に向けた設計になっていることが分かる。
デメリットとしては、骨盤底筋の締緩で器具を操作する場合、器具が肛門から抜けやすい点が挙げられる。だが、膝の曲げ伸ばしで器具を操作する前提で作られた器種なので、このデメリットは、本器の問題というよりも、使う側の使い方の問題と言っていいだろう。
エネマグラEX
前掲ドルフィンと双璧をなすエネマグラ社を代表する器種。ドルフィンが面で前立腺にアタックを仕掛けるなら、EXは点で前立腺にアタックを仕掛ける仕様となっている。
ヘッド部の突起物がピンポイント=点でドライのツボを捉える。ドライオーガズムの方向性は典型的な男性型ドライオーガズム。
即ち、精液は出ないが射精する絶頂感が延々と連続で続く強烈なマルチプルなドライオーガズムが体験できる。
有効長100mm、最大径25mm。
ドルフィンよりも有効長が5mm長いため、肛門からの脱落がしづらい設計となっている。但し、最大径はドルフィンより細い。
抜けづらくはあるが、ドルフィンよりも細いため、直腸内で動き回る傾向にある。熟練者なら上手く制御できようが、初心者の場合、当てたいところに思い通りにヒットさせることが困難なことが考えられる。
・EXの基本的な使い方
横向きに寝転んで膝を抱え(=曲げ)ながらドライオーガズムを待機する。器具の動かし方は骨盤底筋を引き締めて器具を引き上げ、力を緩めて肛門の方に降りて来たところを再び締め上げる。この動作を繰り返す。
初心者が操作しづらいのは、器具を操作する際に、ヘッド部先端の突起が前立腺の左右にズレてしまい、ドライのツボに上手く当たらないからである。
直腸内でヘッド部を動かしやすいことは、器具の操作に慣れた中級者以上にはメリットとなるが、初心者にとってはデメリットになる可能性が高い。
他サイトでは「初心者用」「入門器」などの記述が散見されるが、当サイトとしては、器具の操作を体得している中級者以上に本器をオススメしたい。
エネマグラEX2
EX2
有効長87mm,最大径23mm。
エネマグラ社製前立腺マッサージ器具の中で最も人気の器種で、しかも頗る評判がよい。白と黒の標準ラインナップの他に、透明な「クリスタル」、変色する「オーガズムチェッカー」の3種類がある。
EXを小型化したモデルとされるが、EXのようなヘッド上部の突起はない。故に、EX2は、ただEXをそのまま縮尺したものではなく、EXを原型にした違う形の器種と考えて良い。
当然、オーガズムの方向性も異なる。
概して、EXがハードな男性型ドライオーガズムを指向しており、EX2はマイルドな男性型オーガズムを指向しているとされている。
片や空イキが何度も発生するハードなオーガズム、片や射精感が始まっては収まるようなジワジワとしたマイルドなオーガズム。
一見ハードな方が価値が高いように思われるが、どちらもドライオーガズムであることに違いはない。両器種とも、ハードとマイルド、2つのオーガズムを両端として、その間にある強弱様々なオーガズムが体験できる。
・EX2の基本的な使い方
EXと同様、横向きに寝転んで膝を抱えながらドライオーガズムを待機する。器具の動かし方は骨盤底筋を引き締めて器具を引き上げ、力を緩めて肛門の方に降りて来たところを再び締め上げる。この動作を繰り返す。
また、形状やオーガズムの方向性は別として、EX2で特筆すべき特徴は、前立腺の感覚がつかみやすいところである。
前立腺の感覚がつかみやすいとは、挿入した時点で前立腺に当たるように設計されており、初心者でも前立腺の気持ちよさを体感しやすいということである。
この感覚が分かれば、直腸内のどこに器具を当てればよいかが分かる。即ち、直腸内にターゲットが出来るということである。ターゲットが出来れば、器具の操作も具体性を帯びてくるというものだ。
骨盤底筋を締緩させるなどの方法論が、当サイトを含めて様々なサイトに掲載されている。だが、ターゲットもなくただ闇雲にその方法を実行してもドライオーガズムが発生する可能性は低い。
逆に、前立腺の気持ちいいところが分かっており、そこをターゲットとしてそこに当たるように器具を操作すればどうであろうか?
闇雲に器具を操作するより、ドライオーガズム成功の可能性が向上することは想像に難くないであろう。
本器は挿入するだけで前立腺を捉えやすく、ドライのツボを勝手に刺激する前提で設計されている。
その汎用性と再現性の高さが人気と評判の秘密となっているのだろう。当サイトとしては、最初の1本に推したい。
コバンザメ
尚、EX2のマイルドな刺激を強化するためにカスマイズされた器種がコバンザメである。以下のようにカスマイズされている。
有効長98mm、最大径25mm。
EX2(有効長87mm、最大径23mm)よりも大きくなっている。サイズ感としてはEX2ではなくEXに近い。
だが、サイズ感にもまして、コバンザメ最大の特徴となっているのは、ヘッド上部に角度をつけ、更に蛇腹のような立体加工を付加した点であろう。
角度のあるヘッド部分が前立腺に鋭利に喰らいつき、蛇腹模様が吸盤のような役割を果たしてドライのツボに粘着する。喰らいついたら放さない設計でカスタマイズが施されているという訳だ。
ベストセラー=EX2の強化版ということもあり人気と評判は上々。各種レビューを閲覧すると、本器で「初ドライ」の文言も散見される。
尚、エネマグラ社推奨の使い方は、EXとEX2同様、横向きに寝て膝を抱えながら、骨盤底筋の締緩てドライオーガズムを待機するやり方である。
◯通販NLS
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